マインドコントロールはすべての人に起こるもの | 社員と顧客と経営者の幸福

マインドコントロールはすべての人に起こるもの

こんにちは、橋本文隆です。

元オウム真理教信者斎藤明美さんが出てきました。

「まだマインドコントロールされている」とか、「マインドコントロールが解けた」などという発言がありますが、二元的に考えるようなものではありません。

仮に「この教団は間違っている」と思ったとしても、それがすぐに、その教えの呪縛から離れることにはなりません。

そんな単純なものではないのです。


多くの人は、自分がマインドコントロールされているとは思っていません。

しかし私たちは多かれ少なかれ、マインドコントロールされていると考える方が自然です。

私たちは、マインドがコントロールされている仕組みを知ることで、逆にマインドコントロールから離れることができるようになります。


ここで言うマインドコントロールとは、自分の意思だと思っているものが、実は他の何かによって決められているような状態のことです。

脳科学や心理学の実験は、自由意思だと思っていることの多くが、実はあらかじめ決まっているということを示しています。

つまり人は、ある種のマインドコントロールと共存して生きているのが、自然な状態だと考えることができます。

それが時には、人を苦しめ、時には、人を幸福に導きます。


仏教は本来、そのような心の状態を理解し、その呪縛から離れて、あるがままに物事を見るようになることを目指していました。

自己啓発セミナーにも、そのような考え方のものがよくあります。

しかし、そのような仏教や自己啓発セミナーのなかから、カルト化した教団が生まれてくるのですから皮肉ですね。

それだけ、脳のマインドコントロールシステムは強固だということです。

マインドコントロールの危険を避け、マインドコントロールを有効活用する

そのためには、その仕組みをよく理解することです。


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