原因を追求しないでネタを探す | 社員と顧客と経営者の幸福

原因を追求しないでネタを探す

こんにちは。心のソムリエ 橋本文隆です。


私たちは何か問題を解決したいときに、

多くの人は、問題の原因を明らかにして

問題を解決しようとします。


典型的なパターンは、


問題の特定 → 原因の明確化 → 
     解決策の立案 → 解決策の実行


となります。


問題の原因が明確で、解決策が見つかり、

解決策の実行が難しくない場合は

この方法で上手くいきます。



しかし世の中には、原因の分からないことも

たくさんあります。


何かよく分からないけど、嫌われているという場合、

嫌われている理由が分からないと、手が打てない

でしょうか?


そうとは限らないですね。


その人が困っていることを助けてあげたり、

欲しいものが手に入るようにしてあげれば

好意を持たれるかもしれません。


仮に、嫌われている原因は、話し方が気に食わない

ということだったとしても、その原因とは関係なく

好意をもたれることは可能だということです。


ですから、ソリューション・フォーカス・アプローチは

問題の原因究明には、必ずしもこだわりません。


それよりも、状況の改善につながりそうなネタを探して、

そのネタを活かすことを重視します。


そのようなネタのことを、ソリューション・フォーカス・

アプローチでは「リソース」と呼んでいます。


リソースの発見から解決へ

これが基本的なパターンになります。



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