経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その2 | 社員と顧客と経営者の幸福

経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その2

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。

マネジメントのレベルを示す「成熟度」の解説をしてきました。

経営品質賞では、
AAA+、AAA-、AA+、AA-、A+、A-、B+、B-、C+、C-、D
11段階で評価します。

今回は、Bレベルの基準をご紹介します。

「成熟度」を評価見るポイントとして、3つの観点があります。

1.合目的性と体系化
2.展開度と統合の状態
3.改善・革新への取り組みの程度

Bレベルの組織は、だいたい以下のような感じです。

合目的性
・組織の目的と活動プロセスの目的に一貫性がある。
・活動プロセスの達成目標や、プロセスの達成度を
 評価する指標が設定されている。
・数値目標(定量的な目標)は充分とは言えない。

展開度
・目的実現に向けて、部門間の連携が高まってきている。

革新度
・達成状況から課題を考え、解決方法を自分達で
 考え始めている。
・発生した問題の根本原因を追究し、再発防止が始まっている。

このレベルになると、世間一般的にはかなり良いマネジメントと
言えるでしょう。

地方の経営品質賞では、このレベルで受賞というところが
多いようです。

まずは、このレベルを目標にすると良いでしょう。

P.S.
マネジメントレベルについて詳しく知りたい方は、
「成熟度」の記事を参考にしてください。

組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 1
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 2
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 3

組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 4


経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その1



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