意見が対立する場合のコーチング 1 | 社員と顧客と経営者の幸福

意見が対立する場合のコーチング 1

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

社内で意見が対立することはよくあります。

部署内の対立もあれば、部署間の対立もあります。

原因は、
目的の違い、方法論の違い、価値観の違い、
相性・好き嫌い、利益の対立(どちらが評価を得るか)
などさまざまです。

このような時によく使うコーチングは、
「あなたは、どうなっていれば理想的だと思います?」
という質問です。

これを、対立している両者に聞きます。

共通点が見つかればOK、対立点が縮まらない場合は、
共通の土俵に乗せて考えさせます。


例えば、営業と製造で対立している場合、

「会社にとっては、何が理想的ですか?」
「会社の理念に基づいて考えると、理想的な行動は何でしょう?」
「あなたがお客さまなら、どのように行動が理想的ですか?」


という風に、「営業」「製造」などという枠組みを外し、
共通の枠組みを提供します。

共通の目標、共通の理念、共通の利益などを設定し、その前提で考えさせると、共通の意見が出てくるようになります。


これも、コーチングを使ったマネジメントの重要な技法になります。