経営品質賞の始まり
こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。
経営品質は、米国の国家品質賞(MB賞)を基本としています。
時は 1980年代、日本ではバブルと呼ばれた時代、米国は不況にあえいでいました。
そのころ、日本の製品やサービスの品質の高さは、
世界の羨望の的でした。
“Japan as No.1” その日本の品質の高さを手に入れようと考え出されたのが、米国国家品質賞だったのです。
そのとき米国は日本企業を調査し、高品質を生み出す秘訣を知るとともに、日本企業の問題点も知りました。
そして米国流にアレンジしたものとして国家品質賞を創設したのです。
したがって、世界にある経営品質賞の原点は、
日本の品質の高さにあると言えるわけです。
といっても、ただ日本の品質を真似するのではなく、
各国の状況や特質を考慮して制定されています。
日本経営品質賞も、現代日本企業の特質を考慮して制定され、毎年時代に合わせて改定されています。
世界は日々変化し、企業も変化していきます。
経営品質賞は、何か基準をひとつ決めて、それを守ればいいというものではなく、変化する世界のなかで、日々革新する能力を高めていくものなのです。
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