ミラクル・クエスチョン 4 うまくいくコツ
ミラクル・クエスチョン
今晩あなたが眠っていている間に奇跡が起こったとします。あなたがここへ来られることになった問題が解決するという奇跡です。
でもあなたは眠っていたので奇跡が起こったことを知りません。
明日の朝目がさめたときに、どんな違いから奇跡が起こって問題が解決したとわかるでしょうか。
ミラクル・クエスチョンを成功させるコツ
1.タイミング
ミラクル・クエスチョンがうまい人は、使うタイミングが絶妙です。
インスー・キム・バーグが始めてミラクル・クエスチョンを使ったのは、クライアントに「そんなこと奇跡でも起きないかぎり無理だわ。」と言われたときです。
いきづまって道が見えないときに、よくチャンスがあります。
2.間(ま)と演技力
ちょっと変わった質問を、どうどうと問いかける態度が必要です。
相手に考える時間ができるように、間をとることも大切です。
3.しつこさ
「そんなこと分からない」と言われて、すぐ引っ込んでいるとなかなか上手くいきません。
「そう難しいよね。」と相手に共感しながら、手を変え品を変え、いろいろな聞き方で、奇跡が起こったときのことを問いかけます。
4.話題転換
相手が嫌がっていたら、深追いせずに、すぐ別の話しに切り替えます。
「分からない、けど、興味がある」のと、「うっとうしい」と思っているのは全然違います。
「うっとうしい」と感じているようであれば、すぐに止めます。
そのためには、相手を注意深く観察していることが必要です。
5.心理的問題にフォーカスする
心理療法は、思考や感情など、心にアプローチしていきます。
考え方や気持ちが解決実現のネックになっているときに、ミラクル・クエスチョンを使うと効果的です。
実際に体験しながら学習すると、うまくいく感覚が分かるようになってきます。
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