橋下市長の「船中八策」は公約ではない | 社員と顧客と経営者の幸福

橋下市長の「船中八策」は公約ではない

こんにちは、橋本文隆です。

橋下市長が出した維新の会の船中八策を、新聞もTVも、
「公約」と報じています。
中には「マニフェスト」と書いてあるものもあります。

こんなのは公約ではないし、ましてマニフェストでもありません。


たぶん橋下氏は、これを「公約」などと言っていないはずだし、
それを「大阪維新の会公約提示」などと書くのは、
マスコミのミスリードです。


なぜこのことを問題にするかといえば、以前、TPP問題でも書いたように、「次元(階型レベル)」の違う話を混在させると、
正しくものごとを考えることができないからです。

例えば、
ビジョン・構想レベル
戦略レベル
実行計画レベル
個別対応レベル

という風に分けた場合、「構想レベル」の話をしているときに、
「実行計画レベル」の話をしても意味がないということです。

今回の「船中八策」は、構想の基になるアイデア段階でしょう。

ですから、「船中八策に消費税率が書いていない」という
実行計画レベルの批判しても意味がないのです。


構想から戦略を考えるのであれば、
「所得にかける税」への比率が高い日本の税制において、
「所得税」「消費税」「資産税」の配分バランスをどうするのか
というような議論をしていくべきでしょう。

こういった戦略のないところで、消費税率の話ばかりしているから不毛なのです。


「次元(階型レベル)」を混在して話をしているのは、
ものごとを正しく整理して認識できていないということであり、
当然、正しく思考することもできないわけです。


仏教には、
「正見(しょうけん)」「正思(しょうし)」という言葉があります。

「正しくものごとを見、正しくものごとを考える」
これが議論(コミュニケーション)の基本になります。


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