⛩【菊と稲荷】神様の目線。 | 神仏広告代理店

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【菊と稲荷】

【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』

 
 
 

<あらすじ>

 

『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』 

 

その言葉と共に、六甲山の高取神社で

 

「神様」という存在に、接続してもらった私。

 

 

前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さま

 

子狐眷属の姿も確認できるようになり、

 

奇妙な共同生活(?)が始まっていた。

 

 

 

***

 

 

前回の続きです*

『縁結びのご神木さま〈三輪惠比須神社〉

 

 

三輪惠比須神社にて初開催される『えびすお茶会』について、

 

相談していた私に、八重事代主命は

 

「最初の一滴が大切」という言葉を渡した。

 

 

 

 

菊「……何色っぽくしましょう。うーん……」

 

 

 

八重事代主命(以下:八)「どう見せたい?

 

どうにでも見せる事はできると思って、遠慮なく決めればいい。

 

後はその ”姿” になるように、準備していくだけ」

 

 

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八「可能性は可能ということ。

 

望んでみればいい」

 

 

菊「…………はい」

 

 

 

 

望む以上が届いているよね」

 

 

 

 

 

望む以上………確かに。

 

 

 

 

 

今の自分は数ヶ月前に望んでいたものでもない。

 

勝手にどんどん届けられている。

 

 

 

 

 

八「という事は、想像して望む事は、

 

"叶えられる可能性の塊" だということだ」

 

 

 

 

か…… 叶えられる可能性の塊。

 

 

 

 

八「それをね、応援したいと思っている」

 

 

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八「こちらも後押しするには、向かいたい道のヒントが欲しいんだ。

 

間違った方向に押してしまっては大変だから」

 

 

 

 

ですよね。

 

 

だって、こちらの神様は

お仕事超特急でいらっしゃいますもんね。

 

(間違ったら戻るの大変💧)

 

 

 

 

八「時間は限られているからね。

 

でもまあ、間違ったとしてもそこから起こる循環もある。

 

どんな事でも捉え方次第」

 

 

菊「はい……」

 

 

 

 

八「大丈夫だよ(ニッコリ)

 

 

菊「(キャーー✨)」

 

 

 

 

……と、福の神の微笑みにクラクラした所で、

 

ふと見ると、八重事代主命が私の背後を見た。

 

 

 

 

菊「…………」

 

 

 

その時振り返ってみたその風景。

 

 

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そして再度見た八重事代主命の表情。

 

 

 

 

菊「…………

 

八重事代主命さま、また後で参りますね」

 

 

 

 

他の参拝者さんがいらしたので、

 

そう言って隣の琴比羅神社に移動した。

 

 

 
 
菊「…………すっごいきれい……✨
 
大物主神さま、お力みなぎっていらっしゃるのでは……」
 
 
 
大物主神(以下:大)「この季節はいいんだ。
 
そろそろ私の祭りも近づいてきたからな」
 
 
 
 
菊「大物主神さま、おはようございます!

お祭りは7月でしたか? 8月でした?」
 
 
 
大「七月九日だ。あと1ヶ月だな」
 
菊「奈良の夏は暑いんですよね」
 
 
 
大「暑い方がそうめんも美味い。
 
この季節の風景もいいだろ?」
 
 
 
 
菊「はい! 私は山が好きなので、緑が溢れているのは大好物です!
 
こちらとは去年の冬にご縁ができて、初めての夏の景色なので
 
今日はめっちゃテンション上がってるんです!」
 
 
 
大「同じ場所だが、季節はそれを飽きさせることはない。
 
冬には冬の美しさ。
 
春には春の美しさ。
 
今は夏に向かう美しさだな」
 
 
 
 
大物主神さままで美しいな。
 
本当にこの季節が絶好調でいらっしゃるのかな……。✨
 
 
 
 
大「見惚れているようだが、今、大事なこと言ったぞ。
 
心に留めたか?」
 
 
 
 
菊「エ。エ? えーとー……💧」
 
大「八重の監督不行き届きだな」
 
 
 
 
菊「え💧 八重さま関係なくないですか???💧💧」
 
「ないな。(笑)」
 
 
 
 
菊「ないですよね(??)良かったです。。💧
 
大事なこと…………季節のことですか?」
 
 
 
 
大「ああ。そうだ。
 
同じ場所でも季節はそれを飽きさせない。
 
飽きないから、何度も来る。そうだろ?」
 
 
菊「……はい」
 
 
 
 
「季節の力を使ったらいいんだよ」
 
 
 
 
 
 
季節の力。
 
 
季節の力。
 
 
 
……確かにここは、椿や桜も舞うように咲く。
 
 
 
 
 
 
 
大「さっき」
 
 
菊「あ、はい。さっきですか?」
 
 
 
 
大「さっきの八重の顔、見ただろ?」
 
 
菊「はい……なんというか……
 
参拝者さんを見つけはった時の表情……」
 
 
 
 
 
パアッと光射したような……
 
 
 
 
 
大「お前も本殿を背に、振り返って見ただろ?」
 
 
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菊「本殿を背に……はい。見ました。
 
光が溢れていました……」
 
 
 
 
大「八重はさ、参拝者が来るたびに思い出してるんだよ」
 
 
菊「?」
 
 
 
 
大「自分が助け出された時に見た、光と人の姿」
 
 
 
 
 
 
八重事代主命は、平安時代、
 
大雨による災害で自分の守護していた場所ごと流された。
 
 
 
その後この三輪の地で、流された御神体が見つけられ、
 
三輪の守護神となった神。
 
 
 
 
 
 
 
大「よほど嬉しいんだろうな。八重は。
 
光を背に自分の前に来てくれる者たちの存在が」
 
 
 
 
菊「……………」
 
 
 
 
 
 
フラッシュバックができるくらい
 
 
八重事代主命目線での風景を残していた。
 
 
 
 
 
 
 
それはそれが 
 
 
とても美しかったから。
 
 
 
 
 
 
 
菊「………ちょっとまた」
 
 
 
八重事代主命の心に触れた気がした。
 
 
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***

 

 

 ご神木さまへの協賛企画

【三輪惠比須神社・昇殿参拝&神様お茶会】

*参加者募集中です!詳細は上の画像をクリックして下さい♪

 

・社務所前集合受付

・開会宮司挨拶

・昇殿 正式参拝

・菊田講師お話し

・座談お茶会

・女子神職お話し

・宮司神社神道とは

・宮司閉会挨拶

・記念撮影会

 

日程:令和元年7月14日(日)
時間:13時から15時予定
場所:三輪恵比須神社社務所
参集費:初穂料
※ご神木基金、お茶代(内)

 

 

***

 

 

人気記事はコチラです♪
 
 

2018年冬の連載『コトシロヌシ』はコチラです。

 

【菊と稲荷】コトシロヌシ・1:届いたサイン

【菊と稲荷】コトシロヌシ・2:「えびす」という暗号。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・3:境界線の神。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・4:海底のご神体。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・5:美保神社の響き。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・6:反響する祈り。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・7:大国主の御子神。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・8:鶏。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・9:神の魂を鎮める『えびす舞』

【菊と稲荷】コトシロヌシ・10:それは神の仕事だから。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・11:ゆるぎなき御世の神。

 

 

2019年春の連載『ヒルコノミコト』はコチラです。

 

 

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現在募集中の企画はこちらです♪

 

菊ちゃんと見つける『両想い神様*リトリート』

 

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『三輪惠比須神社』さま☆公式フライヤー等、作成させて頂きました。
 
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女子神職さんのblogはコチラです♪→『三輪恵比須神社 ご神木に♥な女子神職』
 
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『清高稲荷神社』さま☆『清高稲荷大明神・親善大使』にして頂きました☆
 
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清高稲荷大明神blogはコチラです♪→【高野山】〜清高稲荷大明神〜

 
 
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『尼崎えびす神社』さま☆公式ポスター等、作成させて頂きました。
 
 
巫女さんのblogはコチラです♪→『幸せ 尼崎えびす 巫女さん日記』

 

 

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