【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』
<あらすじ>
『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』
その言葉と共に、六甲山の高取神社で
「神様」という存在に、接続してもらった私。
前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さまの
子狐眷属の姿も確認できるようになり、
奇妙な共同生活(?)が始まっていた。
***
続きです。これまでのお話。
→ 【菊と稲荷】ヒルコノミコト・5:事代主神の祭り前夜・青柴垣神事。
「天」「地」「海」は横並び。
優劣はなく、それぞれをよしとする事。
青柴垣神事の宵宮が進む中、事代主神の言葉と圧倒的な神威を
ただ頭を下げて全身全霊で受けようとしていた。
白兎は "地" の象徴
飛び跳ねはしても
天には届かぬ
白兎は "地" の象徴
烏(からす)は "天"
驚異
白兎は傷ついた "地" の象徴
それを救いし大国主
烏は "天"
"天" は恵みも脅威も与える
”地" は誕生させる
白
誕生の色
菊「………………」
白兎は "地" の象徴で。
傷ついた "地" を救ったのが大国主……
???
この渡され続ける言葉は……あってるんだろうか。
「地」
「ち」
「血」
……………
いや、正解も不正解も。
どちらであろうとなかろうと。
ただ「兎」と「烏」は……
ただ「兎」と「烏」は『青柴垣神事』の中に登場する。
丸い金色の中に黒い "八咫烏" と "餅をつく兎"
日像(3本足のカラスが描かれている)
月像(ウサギが餅つきをしている様子が描かれている)
そう呼ばれる、この祭りに欠かせない"奉幣鉾"
月像という名が表すとおり、
ここでの兎は月に浮かぶ兎の姿同様、黒く表現されている。
日像の八咫烏は?
この八咫烏について、最近何かで読んだこと。
昔は太陽の黒点が大きくはっきりしていて、八咫烏がそこに見えていたのでは? と。
その説は、私は「ある」気がする。
太陽と月にそれぞれ八咫烏と餅つき兎。
事代主神は白兎を「地」の象徴と、私に渡した。
そして「天」の象徴が「烏(からす)」だと。
兎は白。
烏は黒。
地:兎:白
天:烏:黒
という事になるけど……でも一般的なイメージとしては
天 = 白
地 = 黒
なんじゃないかと思った。
天の白は光……のことかな。
地の黒は、大地の土の黒。そこに映る影の黒。
そんな風に思考を巡らせている私の中に
全ては陰陽
光と影なり
影がないという事は
ないという事
何もないという事
虚無
「ある」なれば「陰陽」生ずる
菊「…………光と影。光と影。
何もなければ何もない。
白い天に、黒い烏。
黒い地に、白い兎。
それにより保たれるバランス……」
「日」には「烏(からす)」を
「地」には「白兎」を
そこに上下はない
優劣はない
ないんだ
《続く》
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⛩【菊と稲荷】次のお話はこちら*
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【菊とMikoto】
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日時*2019年4月26日(金)10:00〜(解散予定14:00〜15:00)
集合場所*JR星田駅
募集人数*10名→ 残5名
参加費*6,000円(交通費・飲食費は各自負担)
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