⛩【菊と稲荷】コトシロヌシ・7:大国主の御子神。 | 神仏広告代理店

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【菊と稲荷】

【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』

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<あらすじ>

 

『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』 

 

その言葉と共に、六甲山の高取神社で

 

「神様」という存在に、前よりも強く接続してもらった私。

 

 

前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さま

 

子狐眷属の姿も確認できるようになり、

 

奇妙な共同生活(?)が始まっていた。

 

 

その清高稲荷大明神に依頼されたお祭りが終わると同時に、

 

次のミッションが始まっていた。

 

 

それは「事代主(コトシロヌシ)という神を解読すること。

 

事代主神とは、もう一柱の「えびす神」だった。

 

 

 

***

 

 

 

続きです。これまでのお話。

『【菊と稲荷】コトシロヌシ・1:届いたサイン』

『【菊と稲荷】コトシロヌシ・2:「えびす」という暗号。

『【菊と稲荷】コトシロヌシ・3:境界線の神。

『【菊と稲荷】コトシロヌシ・4:海底のご神体。

『【菊と稲荷】コトシロヌシ・5:美保神社の響き。

『【菊と稲荷】コトシロヌシ・6:反響する祈り。

 

 

 

美保神社を離れ(めっちゃ時間がないまま)出雲大社に向かう。

 

 

 

私の小学校時代からの憧れの場所。

 

当時、父に立派な写真集も買ってもらったこともあった。

 

 

 
 
多分、下を向いて画像修正とかセッセとしていた私。
 
主人に「前、前」と言われて顔を上げると、大きすぎる鳥居!
 
 
 
菊「すご……めっちゃでかい!!!」
 
もうテンションだだ上がり!
 
 
 
 
月曜日だというのに、出雲大社は人でいっぱい!
 
 
 
 
菊「……………………」
 
 
なんか想像していたイメージと違う……。
 
 
 
 
 
菊「お父さんって感じ……!」
 
 
 
とにかくオープンな気がした。
 
いくらでも受け入れるような大きさ、明るさ、力強さ。
 
 
 
菊「なんかめっちゃお父さん!」
 

 

 

 

変な話……あんまり写真を撮ってる方が目に入らなくて、

 

ここって撮影禁止なのかな? と、私もあまり撮れずで。

 

 

 

 

祈祷の神楽をされていたので、立ち止まってそれを見ていた。

 

 

 

ドン ドン ドン ドン‥‥‥

 

 

 

低音で一定リズムを刻み続ける太鼓の音。

 

 

 

 

 

 

 

菊「……まるで心臓の音みたい……」

 

 

 

境内で感じた明るさとは逆に、

 

重たさを感じるようなそのテンションの神楽の音が印象的だった。

 

 

 

 
 

出ないことが誇り。

 

 

 

鼓動。

 

脈。

 

ここから流す。

 

 

 

image

 

 

そんな言葉が、巫女舞の後に渡された。

 

 

大国主大神の言葉。なのかも。

 

 

 

 

 

私は日本のドラゴンヘッドは富士山だと思っている。

 

ドラゴンヘッド。龍の頭。

 

それはその土地の一番高い場所に頭を置く。

 

 

だから富士山から全国に「龍脈」が通っていると思っている。

 

 

 

 

菊「でも日本の心臓はここなのかも……」

 

 

 

そういえば……出雲大社の本殿に向かうまでの道で私は何度も

 

お父さん!って言ってたけど。

 

 

 

 

それって

 

 

 

 

事代主神の言葉…… だったのかも。

 

 

 

菊「事代主神さまもここで遊んだりしていたのかな。子どもの頃……」

 

 

image


 

『大国主』という名の父を持つ。

 

その第一の御子神。

 

 

 

 

出ないことが誇り。

 

 

 

 

それは『大国主』という名の父が御子神に馳せる、強い想いなのかも。

 

 

 

 

菊「そしてここから脈を通じて、力を送ってはるんかな」

 

 

 

 

 

出雲大社は

 

 

ここに集まった膨大な信仰の力を、あの神楽で聞いた鼓動に乗せて

 

 

1000年以上も前から

 

 

ずっと護り続けている御子神たちに送り続けている中枢部なのでは。

 

 

 

 

 

だから常に多くの信仰をここに集めなければいけいない。

 

 

出雲大社に感じた開放感と、神楽から受けた悲しみすら感じる閉塞感。

 

 

 

 

その意味を、勝手にだけど 私は感じた。

 

 

 

 

菊「神様は大きいな」

 

 

重なる雲間に覗く空。そこに重なる出雲大社の大きな屋根。

 

 

 

 

人が多いのもあるけど、私はまだこの出雲大社には

 

心が近づけていない気がした。

 

 

 

 

後ろをぐるっと回って正面に向かうと、そこに宇迦之御魂神が祀られていた。

 

 

 

 

菊「お! ここは参拝しないと! Blog用に写真も撮らないと!!」

 

 

出雲大社の宇迦之御魂神✨ なんて、なんか特別感がある! と、

 

お賽銭も1000円奮発。

 

 

 

 

だがしかし……

 

 

 

 

確かに人がサーっといなくなって、写真は撮れたものの……

 

 

 

 

シーーーーーーン…………

 

 

 

 

菊「あれ? 宇迦之御魂神さま……なんも感じない💧」

 
子狐1「さっき、ほれ早く写真撮るなら撮れ! ってあったじゃん」
 
 
 
菊「え。いや、確かにそんな感じはあったけど……人もいなくなったけど……
 
1000円収めたのに、取材とかさせてもらえないの???💧」
 
 
子狐2「ここに書いてある "御釜の神事" で大わらわなんじゃない?」

 

 

 

 

菊「えーーーー。……そうなの?? 寂しい〜……」

 

 

子狐1「さすがに正式な神様の集まりで、狐面でお顔隠せないだろうし」

 

子狐2「ね! 出るに出られないでいらっしゃるのかも!」

 

 

菊「わーー!! 宇迦之御魂神さまのお顔! 余計に見たかった!!!」

 

 

 

 

……などと妄想しつつ(笑)

 

 

気がつくと宇迦之御魂神さまの前には、たくさんの参拝者さん。

 

 

 

 

菊「写真撮りたい♪ のお願いは、速攻叶えてくれはったのか。

 

……さすがお稲荷さま。早い!✨」

 

 

 

今は忙しいのじゃ! という感じの宇迦之御魂神から離れ(残念💧)

 

授与所を拝見……していると……

 

 

菊「あ。なんか弓矢がある!」

 

 

 
生弓生矢
 
生弓生矢は御祭神大国主大神さまが根の国に訪問なされた際、
 
様々な試練に打ち勝ち、
 
素戔嗚尊さまより授かった御神宝です。
 
此度は、その生弓生矢を模った魔除の縁起物を謹製致しました。
 
 
出雲大社
 

 

 

 

菊「………とうとう見えない弓矢がカタチになった」

 

 

image

 

 

源九郎稲荷大明神から授かった弓と

 

清高稲荷大明神から授かった矢。

 

 

 

源九郎稲荷大明神はこう言った。

 

 

 

別の場所にいる神でも同じだ。

 

重なると強くなる。

 

清高稲荷大明神の縁の導く先に、喜びの矢を放て

 

 

image

 

 

その放った矢は、美保神社の事代主神に届いた。

 

 

 

菊「喜びの矢の意味って、事代主神さまに喜んで頂く意味だったのかな」

 

 

 

でもそれは……

 

事代主神が喜んでいるということは……

 

 

 

私たちも普段通りに笑えているという時間に繋がるもので。

 

 

 

 

出雲大社を出ての直会ソフトクリーム。抹茶味。

 

 

 

それを夕陽を見ながらの帰り道で食べながら

 

「大国主大神の様々な試練に打ち勝つ強さ」を手にしていますように、とお願いした。

 

 

 

 

《続く》
 
美保神社さまの公式サイト、とても詳しく丁寧で美しいです。
ぜひご覧ください。
 
さらに神仏広告代理店・菊田からお知らせ2点です。
 
 
☆12月3日(月)に特殊神事の一つである『諸手船神事』が美保神社で行われます。
 
諸手船神事は、美保崎におられる事代主神が、
父神である大国主神から国譲りの相談を受ける様を儀礼化した祭です。
 
 
特殊神事に限らず、毎日の朝夕のご神事もあります。
祝詞も巫女舞も素晴らしいので、ぜひお参りし、事代主神さまに想いを馳せてください。
 
 
☆『平成の大造営』ご協賛を受け付けられています。
 
授与所だけでなく、郵便振替での応援も受付されています。
 
 
 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
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