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日本の真の国防4条件/矢野義昭 26203

★★★★★
1年以上も積読にしてしまった本書、ようやく読了。
伺って購入したのだが、
あまりの字の小ささで敬遠してた。。
素晴らしい本だった。まず反省。
日本の真の国防のためには以下の四条件が必要と
矢野義昭さんは言う。
1.核ミサイル搭載原子力潜水艦を自国で保有すること
2.尖閣諸島に自衛隊が常時駐屯すること
3.自衛隊予備自衛官、予備自衛官補を増強すること
4.軍事産業を振興し、武器輸出を拡大すること
まず冒頭の
1.核ミサイル搭載原子力潜水艦を自国で保有すること
に関し昨年春にお話を伺った際には正直なところ
当時の認識の甘さから「そこまでするか・・・」と思ったものの、
昨年末に
で実際に海上自衛隊の潜水艦を見学させてもらう中で
自分なりに勉強したところ、
早急に絶対に必要な戦力だと思うに至った。
本書出版から1年半。
四つの条件で
4.軍事産業を振興し、武器輸出を拡大すること
だけがようやく前に進みつつあるくらいで
他の条件は全く前に進んでいない。。
文句ばかり言っても仕方ないので
3.自衛隊予備自衛官、予備自衛官補を増強すること
で何かできないかな?と思い予備自衛官補の募集要項を見ると、
「技能公募」であっても年齢制限に引っかかる。。
知力はともかく、体力には自信があるが。。
ヒミコの暗号/伊勢谷 武 26202
★★★★★
伊勢谷武さんの三冊目の本。
久しぶりに自宅でゆっくり本を読むか、何冊読めるかな、
と思ったら本書で半日以上かかってしまったが、
食事の時もついつい読んでしまうほど没頭。
歴史とは何か。
それは事実の客観的記録ではなく、
特定の視点から編み上げられた物語なのではないか。
しかし、その過程でねじ曲げられ、
教科書から抹消されていく事実
歴史に関する本、歴史小説共によく読むが、
この指摘の通りであろう。
視座が異なれば「歴史的客観的事実」など
ありえないのではないか?とも思う。
しかも更に捻じ曲げられ、抹消される。
欧米を熱狂させる「アカデミック・スリラー」とは?
『ダ・ヴィンチ・コード』(ダン・ブラウン)や
『薔薇の名前』(ウンベルト・エーコ)に代表される、
欧米では確立された大人気ジャンル。
単なる絵空事のミステリーではなく、
実在する歴史、文献、芸術、宗教に隠された「事実」を、
学問的(アカデミック)な知見で解き明かしていく、
知的興奮に満ちたエンターテインメントです。
「事実は小説よりも奇なり」──。
物理トリックや犯人当てではなく、
「歴史そのもの」が最大のミステリーとなる。
本作は、写真、挿絵、地図、系図、さらにはDNA分析など、
豊富な「事実」を用いた、日本発、新感覚の本格アカデミック・スリラーです。
読むだけで知的好奇心が満たされ、世界の見え方が一変する。
日本ではまだ数少ない、大人のための極上の知的体験を、
ぜひその目で確かめてください。
※この小説に登場する文献、神名、神社、祭祀、宝物、遺物、遺跡、
ならびにDNA分析を含む科学的知見は、
実際の史料と研究成果に基づいています。
また、伝承、系譜、地名は、いまなお日本各地に息づき、
受け継がれているものです
こちらはアマゾンの本書の説明の引用だが、
とにかく「なぜそういえるのか」というエビデンスが
「これでもか」と登場する。
本書の巻末にあるように「ダヴィンチ・コード」を
はるかにしのぐしつこさ、いや丁寧さだ。
米国の経営書にありがちな
膨大なファクトからの帰納的構成は
著者伊勢谷武さんが元ゴールドマンサックスの
デリバティブ・トレーダートレーダーだった、から?
阿波の国が主な舞台となるのだが、
返す返すも惜しいのは義理の父親が
徳島出身であったのに、
阿波の歴史に興味を持ち始める前に
亡くなってしまい「地元民ならではの話」を聞けなかったこと。
この本で読みかじったことを肴に呑みたかったな。。
徳島への墓参りの際に今回登場した神社等、
いくつか訪れて自分でも何かを感じてみたい。
銃弾の真実 アベ元首相暗殺の謎と隠された歴史の闇/伊勢谷武 24229
桐島、部活やめるってよ/朝井リョウ 26200
★★★★☆
朝井リョウさん四作品目。
朝井リョウさんにとってはデビュー作。
2012年には映画化もされていた。
今回は高校生活が舞台。
自分の高校生活の記憶は、、
躰道部と受験勉強くらいしか残っていない。
こんな「カースト制度」みたいなヒエラルキー、
当時からあったのかな?
「どんな空氣読めない奴でも自分の序列は分かる」
という趣旨のことが書かれていたが、自分はどうだったのだろう。。
なんだか爽やかさとドロドロが入り混じった世界、
といううっすらとした記憶はあり、
自分はそれから部活や受験に逃げていたのかもしれない。
一方、つい先日まで高校生だった次女の三年間を思うと
こんな狭くてメンドクサイ世界の中で、よくぞ生き抜いたものだ、
ともしみじみ思う。
「この仲間の中が世の中の全て」
と思いたくなるのも共感はできないが、
一定の理解はできたかも。
で、「何者」「正欲」「イン・ザ・メガチャーチ」と比べても
自分の生きている世界と違い過ぎて
一度Audibleで聞いただけでは結局なぜ
「桐島が部活をやめたか?」がよく分からなかった(苦笑)
映画で復習するか。
週刊ダイヤモンド 激変!6/27・7/4 決算2026春 勝ち組&負け組 26199
★★★★☆
2026年春の決算が今回のテーマ。
意外かつショックだったのがこちら。
ENEOSvs出光 石油元売り2社「脱炭素離れ」の深層
好決算の裏でひそかに進める“ビジネスモデル大転換”の理由
グラフが示す通り、いずれの期も再エネ事業は黒字化 を果たせず、
低空飛行が続いていることが分かる。
ENEOS HDが再エネ事業単体の業績を
公表したのは24 年3月期以降のため、
それ以前のデータはないが、出光興産の再エネを含む事業に関しては、
直近5ヵ年で黒字 を達成したのはわずか1回のみという惨状だ。
再エネ事業は規模・効率共に足を引っ張るお荷物事業だが、
世界的な脱炭素の潮流を背景に、両社は近年、投資を拡大していた。
出光興産は23~25年度の中期経営計画で
「化石燃料事業が全社利益に占める比率を70%以下にする」という
野心的な目標をぶち上げた。
だが、25年度の実績は98%で、
利益のほとんどを化石燃料に依存する結果となった。
酒井則明社長は
「基礎化学品セグメントと電力・再生可能エネルギーセグメントは
大変苦戦した3年間だった」と
認めている。
ENEOS HDも同様だ。同社は21年に再エネ大手の
ジャパン・リニューアブル・エナジーを約2000億円の巨費で買収。
さらに、政府公募の洋上風力発電プロジェクト第2弾(第2ラウンド)では
秋田県八峰町、能代市沖の事業権を
勝ち取るなどアクセルを踏んできたが、
洋上風力 を巡る事業環境はコスト高騰なども相まって
極めて厳し い状況が続いている。
なるほど。。再生可能エネルギー投資案件市場が盛り上がらないわけだ。
つい昨日、特別高圧の蓄電所の売物件があり、
再生可能エネルギーのアクイジション担当者へご案内したところ、
相当数のメルアドが閉鎖されていた。
各企業、投資だけでなく組織や人的資源の縮小もしているのだろう。
新装版 運命を開く/安岡正篤 26198
★★★★★
計四回目、新装版は2回目。
今回は妙高山への行きの道中にてAudibleにて拝聴。
やっぱり、冒頭の野狐禅、良いなぁ。
自分の亡骸は、この山の後ろにありますから、
公案では、このあとに二、三問題がありますが、
超人になること、が修行の目的ではなく、
当たり前のことを当たり前に行えるようになること。
それが修行なのだ。
新装版 運命を開く (安岡正篤人間学講話)/安岡正篤 21214
小さな人生論5/藤尾秀昭 26197
★★★★★
13回目。
初めてここを引用。
明末の儒者、呂新吾にこういう言葉がある。
「学問の要訣はただ八節の字にあり。
徳性を涵養し、氣質を変化す」
人が学ぶのは思いやりや
誠実、勤勉、忍耐の心といった
徳性というものを養い育て、
悪い氣質を良い氣質に改めていくためだ、
というのである。
私たちは人間性を練り、自らの人格を高め、
深めていくために学ぶのだ。
人間学を学ぶ要訣はそこにある。
呂新吾はさらに言う。
「我を亡はす者は我なり。
人、自ら亡ぼさずんば、誰か能く之を亡ぼさん」
どういう人生を送るか。すべては自分にある。
そして、自分の在り方は幼児を含め
自分を取り巻くあらゆるものに良くも悪くも影響していく。
そのことをすべての成人は忘れてはならない。
呂新吾、良いなぁ
一瞬で大切なことを決める技術/三谷宏冶 26196
★★★★★
初めてのハズが既視感満載だな、
と思ったら
を改題し全面的に書き直したもの、とのこと。
何かを決めかねて思い悩み決められない、
という経験がそういえば無いし、
「えいやっ!」と決めた大事なことで
後悔もほとんどない。
よって私個人にはあまり必要ではないのかもしれないが、
受講生には多くの「決められない」方々がいる。
そのお役に立てると良いなぁ。
特に「喜捨」が面白いね。
正しく決める力/三谷 宏治 09179
正しく決める力/三谷 宏治 09152
伝わる書き方/三谷宏治 15122
戦略思考ワークブック【ビジネス篇】/三谷宏治 15097
いまは見えないものを見つけ出す 発想の視点力/三谷 宏治 10044
crmマーケティング戦略―顧客と共に/三谷 宏治 09071
突破するアイデア力 ~脱常識の発想トレーニング~ /三谷 宏治 09056
沈む日本とカオス化する世界/内田樹 26195
★★★★★
とても良かったのであまり日を置かずに2回目。
偉大な師から武道の哲学と技術を「贈られた」からである。
「贈られた」ものは退蔵してはならない。
私は師の師のそのまた師から続く長い贈与と
反対給付の流れの中の一つの環になることができたからである。
ここ、額に入れて飾り何度も復唱しないといけない。
私自身は武道や能楽など、いくつかの芸事を学んできた。
学び始めて合氣道は 50年に及ぶ。
合氣道を学び始めた時点で、
私は自分がこれから何を学ぶことになるのか何もわかっていなかった。
自分がそれからあと会得することになる技術を
呼ぶ名詞を知らなかったし、
その後に操作できるようになる身体部位を感知したこともなかった。
「氣海丹田に氣を集める」ことも「胸を落とす」ことも
「手の内を替える」ことも、
ある日そういうことができるようになっている自分を発見するのである。
「そういうこと」ができるようになりたいという「欠如」が先行して、
それを「補充」したのではない。
この世にそのような身体部位があることも知らず、
それを操作する技術があることも知らないにもかかわらず、
稽古を積んでいるうちに、ある日できるようになっているのである。
もちろん稽古にはきちんとした教育体系がある。
それは「先達についてゆく」ということである。
ただし、どこに行くのか、どういう経路をたどるのか、
いつ何が身につくのか、事前には何も情報が与えられない。
ただ「先達」の背中を見ながら歩き続けるだけである。
自分が踏破すべき行程のどこにいるのか、
目的地に到達するまでにどれだけの歳月を要するのか、
何もわからない。
自分が修行していることの意味を叙する語彙も、
その価値を考量するものさしも自分にはない。
そこから「学び」は始まる。
でも、それが武道や宗教や芸能における「修行」なのである。
ここも実に面白い。
グロービス経営大学院やグロービスマネジメントスクールには
アジェンダもラーニングポイントも予め「設計」されている。
「ToBe」を事前にハッキリ示している(受講者が
その意味や価値を理解されているか?は別問題だが)。
日本の芸事や修行、修練との最大の違いはここか。
健全な肉体に狂氣は宿る――生きづらさの正体/内田樹 春日武彦 25356
態度が悪くてすみません ――内なる「他者」との出会い/内田樹 25147
新しい戦前 この国の"いま"を読み解く/内田樹 白井聡 25066
新しい戦前 この国の"いま"を読み解く/内田樹 白井聡 24154
下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち/内田 樹 07296
新しい戦前 この国の"いま"を読み解く/内田樹 白井聡 24154
評価と贈与の経済学/内田樹, 岡田斗司夫 FREEex 22083
〈問い〉から始めるアート思考/吉井 仁実 26194
★★★★☆
先日の
為であろう、「アート」に関するお勧めがAMAZONで出てくるように。
最近何事にも「問い」が大事だなぁ、と感じていたところなので
本書を手に取ってみる。
アート思考 =問う力
現代の社会に対して「問い」を投げかけること。
それが「アート思考」であると。
「この既成の考え方は本当に正しいのか」
「今の時代ではこのような表現もあり得るのではないか」
「どうして私たちはこんな不自由を強いられるのか」などという問いを、
ときにはユーモラスに、ときには洗練された手法で、
ときには突拍子もないやり方で、
つまり今までにない方法を用いて表現する。
それがアートであり、その「問う力」が画期的であればあるほどに
アートの価値が高まると私は思っています。
なるほど。現代アートなどは「なんだこりゃ?」と
頭の中に「???」しか出てこないものが多いが、それで良いのだ。
その作品の意味を考えるのではなく、
その作品が何を問うていて、その問いに自分がどう向き合うのか?
が問われているのか。
アートとサイエンス・テクノロジー。
こう書くと、それぞれが両極端に位置するものに思えます。
サイエンスは、自然などから問いを見つけ出して
答えを探究していく活動だと言えます。
テクノロジーも、その科学の知見を応用したり活用したりして、
社会的な課題の解を見つけていく活動だと言えます。
ここに、アートとの大きな違いがあります。
アートは答えを求めませんし、社会的な問題を解決しようともしません。
ただ、少し見方を変えると、サイエンスとアートは、
答えの求め方は違うのですが、
問いを見つけ出すという点ではとても似ています。
サイエンスもアートも、問いが尽きるということはありません。
アーティストもサイエンティストも、
永遠に問いを持って活動する人という意味では同種です。
ヘンリー・ミンツバーグは経営における大事な要素として
「アート」「サイエンス」「クラフト」を挙げたが
経営者にも「問いが尽きることは無い。








