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十一回目。今回は菜根譚の一節、
新井正明さんが生涯大事にされたこの言葉が響く。
耳中、常に耳に逆らうの言を聞き、
心中、常に心払るの事あれば、
わずかにこれ徳に進み、行を修むるの砥石なり。
もし、言々耳を悦ばし、事々心に快ければ、
即ちこの生を把って鴆毒の中に埋在せん
(耳には耳に痛いことばかり、
胸には無念な事ばかり。
それが我が玉を磨く石となる。
おだてられたり、いいことばかりでは
我とわが身に毒を盛るようなものだ)
ああ、本当にそうだな。
徳は積みたいし、行も修めたいが、
砥石は嫌だ、とはならないのかな。。
久しぶりに相当嫌なことを言われた矢先にこの言葉に再会。
やはり「宿題」からは逃げても逃げきれないのか。