世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?/山口周 18255 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?/山口周 18255


長年自分自身で感じてきたこともやもやしてきたことを
上手く表現して頂いたようなすっきり感を覚える本。

グロービス経営大学院を卒業生代表で卒業し、
マーケティングの講師までしているくせに
ロジカルシンキングやクリティカルシンキングなどの
サイエンスの限界って意外と低いところにあると感じる。

武道・武術などによる身体表現も含めた「アート」って
経営にとっても応用できるようナァとつくづく思うのだが
本書でいう「アカウンタビリティ」を果たせることが無く、
その感覚は人様に開陳することなく押し黙っている(笑)。
で、どうしようもない時だけMBAで覚えた論理思考で翻訳し
人様に伝えている。

そんな寂寥感?違和感を感じている方がこの世の中に、
この世界に他にもいるんだ、
ということがとても嬉しいと思うとともに
それを言語化し本にした山口周さんに感謝と敬意を表したい。

あ、調べたら、他の本も知らず読んでいたのね。
ああ、この本の著者かぁ。