世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?/山口周 22217 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?/山口周 22217

 

★★★★★

1年ぶりの山口周さんの本。本書は三回目。

やっぱり本書は良い。

 

サイエンスとクラフトとアート。

そのバランス感の中で経営を語る。

 

今回強く思うのは、山口周さんの

「日本企業はサイエンスに偏りすぎ。

 サイエンスはコモディティ化し差別化出来ない」

というところ。

年延数千人、それもそれなりのエリートたちの前で

サイエンスを語り続ける私であるが

ロジカルシンキングがまあまあ出来るビジネスパーソンって

その中でホンの一握り。

ロジカルシンキングでも差別化出来てしまうのは

日本企業でのサイエンスさえまだまだの証拠かと。

本書の前提であれば私は早々にお役御免だが

良いことか悪いことか、しばらくはそうなりそうもない。

 

で、やはり私は武道を通じてアートな感性を磨こう。

 

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