★★★★☆
kindleにて。山口周さんの本、興味深いものが多いが
今回はタイトルからして「ターゲット読者では無いかナ?」
と思ったものの、kindle Unlimitedで無料だったし。
やはり若いコンサル向けに書かれた本だな、とは思う。
不動産業界などのコンサルを受注した
大手ファーム、大手コンサル会社などから
スポットコンサルを受けることが多々あるが、
コンサルタントの彼ら彼女らと1時間話していたりすると
「もう少し自分の頭で考える力が必要だね。
グロービスへどうぞ」
と思わずお誘いしたくなってしまう(笑)。
この本を読みマスターすれば、そうとうイケてるコンサルタントに
なれると思う。
インタビューによって「よいインプット」を得るためには、
何よりも「よい質問」が必要となります。
これは知的生産に従事する人にとっては
とても重要なスキルなので絶対に忘れないでほしいと思います。
そうそう。「それ聞いてどうすんの?」みたいな質問をしてくる
コンサルタントいるなぁ、と苦笑い。
これはグロービスでもお話していることと一緒で、
「なにか設問らしきものがあっても
すぐに飛びつき答えを出そうとするな。
何を答えれば良いのか。目的を達せられるのか?
をまず考えて」
と通じるものがある。