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本日は「エアライン面接のディスカッションについて」
本日は、私が行っている短大の航空講座で、ディスカッションの
練習をしました。
エアラインのディスカッション試験は、他企業他業種のものよりも
簡単なものですが(あまり洗練されているものとは、私個人としては
思っていませんが)評価は厳しいと思います。
試験に出る出ないにかかわらず、ディスカッション練習は、
通常の集団や個人面接、オンラインの面接にもとても
有効です。
本日は、そのやり取りを含めて超特急になりましたが、
皆さんに声を出して頂き体感してもらいました。
何かつかんでもらえたようです。
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360度見られている。
ディスカッションでは、もちろん話の内容、話し方(論理的に話が
進められているか)なども見られますが、エアラインでは特に
話している姿勢や表情、雰囲気作りの気の利いた言葉
などがチェックされます。
ある意味、それが出来ていて初めて内容に直目してもらえます。
上の写真は、後ろから取っていますが、注意喚起して
ディスカッション練習をしていたので、綺麗な姿勢で
出だしは話が出来ていました。
しかし、3分もすると集中が途切れ、自分では意識していませんが、
身体の重心が右や左によっていく
前や後ろに体が偏る
猫背になる
だるそうに見える
となっていきます。
そう見えた人には、直してもらうように敢えて注意しました。
(本人たちはどう感じたかわかりませんが)
なぜなら、本番では次はないから、練習では、
お伝えするようにしています。
そもそも人と話をするときの態度を今更話をしなくては
ならないのが、このご時世です。
オンライン授業が多くなり、おうち時間のくつろいだ
姿勢で挑まれているので、「きちんとしている」と
思われるオーラがなかなかでません。
下半身の筋肉も少ないなと思うこの頃です。
GSやCAは立ち仕事ですので、筋肉は必要です。
それも含めて足元も見ます。
正論は言えるけれど、具体例や経験談が少ない。
話の内容は、結構皆さん「いいこと」「最もだ」と思える
理想論は出てきます
面接官は初めて聞いたような表情で皆さんと向き合いますが、
たまには「同じような答えだな~」と思うこともあります。
ここでは、正論は必要ありません。
なぜならディスカッションに正解はないからです。
答えを通して、その人の本質と価値観を判断するための
ディスカッションです。
テーマの正解を欲しいと思って出題はしていません。
日頃なぜだと思って考え自分の意見を頭の中でまとめる
意識が必要です。
今からでも遅くはありません。
大切なのは、なぜそう思うかという理由の明確さと、
具体的な体験談を加えることです。
本日のディスカッションでも、体験談を入れていた人が
少なかったですが、それでもいました。
その意見は、経験している分含蓄がありました。
そうすると、面接官の記憶にプラスとして残っていきます。
一人目の意見や始めのグループがやったやり方を踏襲しなくていい。
ディスカッションを始めると、スタート時は皆さん
お互い様子を見ます。
そんな中で発言してくれるとありがたいですね。
その気持ちが、始めに意見を言ってくれた人に
(結果的に)追随するような雰囲気を作りだします。
よって、始めの人に続いて同じような方法で答えます。
いつの間にかそのような雰囲気で、あっという間に
時間が過ぎます。
心の中で「この進め方でいいのかな?」と思いながら
進めたとしたら、皆さんはこの状態でその試験を通過できると
思いますか?
多分通過できないでしょう
本日の練習では各グループそれぞれで、皆さんの前で
ディスカッションをしてもらい、評価表も書いてもらいました。
そうするとなぜか、1番始めのグループディスカッションの方法を
2番目3番目のグループも同様に行うことになっていました。
ディスカッションの方法は色々あります。
前のグループで行ったことと同じでなくてもいいのです。
練習はいろいろ経験した方がいいのですが、
経験が少ないとなかなか出来ないものですね。
自分なりの進めてみたいディスカッションの方法や
会話の仕方があったら、やってみましょう。
練習のときはいろいろ実験できますので、
してみるといいのです。試行錯誤していくと、
最終的に自分のスタイルが出来上がります。
面接官に見て欲しい自分の良さが
表せるようになるのです。
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