昨年も同様の記事を書いたのですが、2024年のサピックス生の併願パターンをアップデートしたいと思います。
↓昨年の記事です。
手元にある2020年、2022年、2023年のサピ開成受験生の併願パターンと比べてみたいと思います。
開成受験生の併願先推移
開成受験生の併願先
開成 | |||||||
2月2日 | 2020 | 2022 | 2023 | 2024 | |||
聖光① | 38% | 聖光① | 42% | 聖光① | 44% | 聖光① | 45% |
渋渋② | 16% | 渋渋② | 23% | 渋渋② | 19% | 本郷② | 16% |
本郷② | 16% | 本郷② | 16% | 本郷② | 13% | 渋渋② | 16% |
渋幕② | 8% | 渋幕② | 8% | 渋幕② | 9% | 渋幕② | 11% |
栄光 | 12% | 栄光 | 6% | 栄光 | 8% | 栄光 | 3% |
2月3日 | 2020 | 2022 | 2023 | 2024 | |||
筑駒 | 41% | 筑駒 | 41% | 筑駒 | 41% | 筑駒 | 43% |
海城② | 19% | 海城② | 18% | 海城② | 25% | 海城② | 25% |
早稲② | 17% | 早稲② | 17% | 浅野 | 13% | 早稲② | 15% |
浅野 | 13% | 浅野 | 15% | 早稲② | 13% | 浅野 | 11% |
筑附 | 4% | 慶中 | 3% | 筑附 | 4% | 筑附 | 3% |
分析
2月2日
・聖光①は45%と、昨年に続き開成受験生の約半分が受験しています。聖光の進学実績を見ると、1日開成→2日聖光①の流れは暫く定番となりそうですね。
・他方、渋渋②の併願は昨年に続いて減少しました。昨年も指摘していましたが、開成と渋渋②は学校の性格が全然異なるので、正直併願校として定番にはなりにくいと思っていました。特に渋渋②の難度が高まりすぎた結果、もはや安全校とはなり難いため、渋渋②併願者が減少し、相対的に同じ男子校で、渋渋②より偏差値がマイルドな本郷②が増加したものと思われます。
・注目は栄光併願者の減少です。もともと地理的に離れていることもあり、そこまで大きな割合を占めていませんでしたが、2020年の12%から今年はなんと3%です。その多くは聖光①に流れているものと思います。先ごろ発表された栄光のサピックス偏差値は59とここ数年で最低を記録していますが、開成との併願者が減少していることもそれに寄与しているものと思われます。
2月3日
・開成→筑駒の併願は相変わらず高い割合です。開成→聖光①→筑駒という流れが男子最上位層の鉄板の流れですね。
・昨年海城②が大幅に増やしましたが、今年もそれは維持されています。早稲田②は少し盛り返しましたが、開成受験層は筑駒を回避した場合は海城②が人気のようです。
・その他2月3日に関しては昨年からの変化はほとんどありません。
まとめ
開成受験生の併願パターンについては、今年はあまり大きな変動がありませんでした。
今後主要な学校を見ていく予定ですので、ご期待下さい。
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中学受験総括⑥-6年開始から夏休み前まで(1週間スケジュール)
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