【新4年生の必需品②】学習用時計スタディタイムと時間計測の重要性 | 2022中学受験(息子)と2027中学受験(姪) -A stitch in time saves nine-

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2022中学受験を終了した男子を持つ父のブログ
淡々と息子の学習(主にテスト)の記録をつけていたブログです。
息子は開成・筑駒をはじめ受験校全てに合格しました。
現在は2027年組の姪っこの中学受験アドバイザーです。

 

  新4年生の必需品②

 

昨日の続きで、新4年生の必需品シリーズです。

息子の時の経験を踏まえて、受験勉強が本格化する新4年生必携のアイテムをご紹介します。

 

ちなみにここでオススメするアイテムは、全て2027年組の姪にも勧めていて、実妹には有無を言わさず購入させています。笑

 

今日は学習用時計の「セイコークロック スタディタイム」です。

 

 

こちらの時計は中学受験家庭の定番時計です。

我が家はもちろん使用していましたが、使用している家庭は多かったようです。

 

もちろん中学入試の終了までずっと使えます。中学生になってからも当然使えます。息子が最近使っているかは不明ですが。笑

 

  機能とお勧めポイント

 

主な機能としては①目覚まし②タイマー③ストップウォッチです。

 

我が家では目覚ましとしては使っておらず、主にストップウォッチ機能とタイマー機能を使っていました。まあこのように特別な機能がついているわけではありません。

 

ただ、特にタイマー機能が学習において重宝します

 

10分、1分、10秒と3つのボタンがあり、タイマー設定が容易なんです。例えば30分、という場合は10分ボタンを3回押せばいいですし、2分30秒、と設定する場合は1分ボタンを2回と10秒ボタンを3回押せばいいわけです。

 

4年生以降になると、算数の応用問題などある程度1問に時間をかける問題を解く状況が増えてきます。この問題5分でやってとか、10分考えてわからなかったら解説みて、とか、そのような状況が増えるのです。算数に限らず、例えば国語の記述問題10分でやってみて、とか、理科の確認問題1問を5分でやってみて、とか時間を決めて取り組む機会が増えるでしょう。

 

また、6年生になると過去問に取り組みます。学校によって時間設定はまちまちですので、タイマーの時間設定が容易なのは結構便利なんですよね。

 

さらにデザインが秀逸で、勉強机やテーブルに置いて見やすいです。この見やすさというのは学習する上でも結構大切です。

 

時計表示がアナログ式であることもお勧め要素の一つです。入試本番ではアナログ式の腕時計を使うのが普通です(アナログ式の方が残り時間を感覚で捉えやすいですし、デジタル時計は試験場で禁止されている余計な機能がついている場合が多いため)。その点で、普段からアナログ式の時計を使っていた方がいいわけです。

 

  携帯でもいいのでは?

 

もちろん携帯のストップウォッチ機能やタイマー機能使えばいいじゃないか、というご意見もあると思います。

 

ただ、タイマーやストップウォッチは受験生が見たい時に見られる状態に置いておく必要があるでしょう。保護者の携帯を使う場合、保護者がその間携帯が使えなくなります。

 

またタブレットを使ったり、子供が携帯を持っている場合は子供の携帯を使えばその問題はなくなりますが、タブレットや子供の携帯が勉強時に近くにあると、気を取られやすくなる可能性があります。

 

従って、携帯やタブレットではなく、別に学習用時計を準備した方がいいと私は思うわけです。

 

  時間計測の重要性

 

最後に、学習において時間を測ることの重要性についてちょっと述べたいと思います。当たり前の話ではありますが念のため。

 

3年生までは時間がたくさんありましたし、内容もそれほど難度が高いものでもないので、特に時間を気にせずに学習されていた家庭も多いと思います。

 

しかし、中学受験が本格化する4年生以降は、時間計測は非常に重要になってきます。

 

なぜなら、学年が上がる毎に問題の難度が上昇し、分量は増加します。それにより、学習に必要な時間は今後加速度的に増加していくことになります。さらに、テストにおいて問題を解くスピードも重要になってきます。

 

つまり、学習の時間的効率性と解答のスピードが非常に重要になってきます。

 

例えば算数の計算力コンテストですが、ただ漫然と50問こなせばいい、というものではありません。正確に、かつできるだけ早いスピードでこなすことを目標にする必要があります。その時必要になるのはストップウォッチです。

 

また、算数の難問が出てきます。これに時間をかけて悩む時間は思考力育成のため必要です。また、国語の記述問題も、いったん書き終わってからさらに推敲をする時間もやはり文章力を向上させるためには重要です。しかし4年生以降、時間はどんどん限られたものになってきます。実際、入試では時間制限があり、無限に時間を使えるわけではありません。従って、このような問題に取り組む場合も、ある程度の時間を決めて、どこかで見切りをつけてもらう必要があります。その時必要なのがタイマーです。

 

4年生の段階では、まだまだ時間的な余裕もあると思いますので、それほど響かないかも知れませんが、6年生、特に秋以降になると時間効率の重要性が身に染みてくると思います。早いうちから時間というものを意識した学習をしておいた方がいいと思うのです。

 

 

というわけで、本日のおすすめは学習用時計「スタディタイム」でした。

 

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↓難関校受験生には特におすすめできる国語記述問題対策の参考書です。

 

 

 

 

↓難関校の算数の解法メソッドのまとめにおすすめです。

 

 

 

 

 

 

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我が家の中学受験総括記事はこちらです↓

中学受験総括①-項目の検討と前書き

中学受験総括②-開始時期と塾・校舎選び

中学受験総括③-塾の掛け持ちについて

中学受験総括④-6年開始から夏休み前まで(算数)

中学受験総括⑤-6年開始から夏休み前まで(国理社)

中学受験総括⑥-6年開始から夏休み前まで(1週間スケジュール)

中学受験総括⑦-6年夏休み

中学受験総括⑧-6年9月から12月(1週間スケジュール)

中学受験総括⑨-6年9月から12月(サンデーサピックス)

中学受験総括⑩-6年9月から12月(過去問)

中学受験総括⑪-6年9月から12月(平常・土特)

中学受験総括⑫-6年9月から12月(必須の模試と他塾模試の必要性)

中学受験総括⑬-6年冬期講習・正月特訓

中学受験総括⑭-6年1月の家庭学習(総論・算数)

中学受験総括⑮-6年1月の家庭学習(国理社)

中学受験総括⑯-入試前日

中学受験総括⑰-前泊について

中学受験総括⑱(最終回)-中学受験 思い付きメモ

中学受験思い付きメモ 補足①-プラスαについて

中学受験思い付きメモ 補足②-自然・社会への興味

中学受験思い付きメモ 補足③-辞書・辞典

中学受験思いつきメモ 補足④-『中学への算数』の使い方

中学受験思いつきメモ 補足⑤-保護者の留意点その1

中学受験思いつきメモ 補足⑥-アンガーマネジメント

中学受験思いつきメモ 補足⑦-子供のやる気を引き出す

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A3プリンタはいずれ重宝するので安い時期に購入されるのがおすすめです(定番ブラザーの2段トレイ機(MFC-J6983CWD)で現在なら40,000円くらいで購入できればいいと思います)。

 

A3プリンタ導入のススメ【アップデート】

 

↓これまでに書いた低学年~5年生くらいまでに使用した家庭学習用問題集に関する記事です。

5年生で取り組んだ問題集 算数編

東京出版 算数「ステップアップ演習」

5年生で取り組んだ問題集 国語編

【レビュー】「中学受験国語 選択肢問題の徹底攻略」

5年生で取り組んだ問題集 理科・社会編

低学年時に使った問題集 算数編

5才頃からのパズル本

 

↓社会科を得意とする子向けに、さらに一歩先に行くためオススメの本の紹介です。

社会科でさらに一歩先行く資料集・読み物 歴史編

社会科でさらに一歩先行く資料集・読み物 公民編

 

↓以下は主に6年生向けのオススメ問題集に関する記事です。

英俊社『合格トレイン 理科計算問題』はオススメ

東京出版『図形の必勝手筋』はオススメ

東京出版『必ず解きたい算数の100問』

『記述問題の徹底攻略』シリーズの使い方

 

↓以下は幼少時のオススメ知育玩具などに関する記事です。

幼少時の知育玩具や教材(就学前①)

幼少時の知育玩具や教材(就学前②)

幼少時の知育玩具や教材(就学前③)

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