渋幕①から2月1日
昨日の渋幕1次入試を受験された皆様、お疲れ様でした。
今年も受験生がまた増加したようで、激戦になるかなと思います。
算数はなかなかの良問揃いでしたね。難問すぎず、学習成果がしっかりと差になって現れるような問題セットだったと思います。
まあ良くも悪くも終わったことを気にするのは止め、2月の入試本番に向かいましょう。
昨年書いた2月1日までの家庭学習のまとめ記事のリンクを置いておきますので、何かの参考になれば↓
2月1日までの家庭学習(開成・筑駒併願者向け)と聖光急遽受験の顛末 | 2022中学受験終了 -A stitch in time saves nine- (ameblo.jp)
今年の開成の算数は？
個人的に注目しているのは、今年の開成の算数がどのような問題になるかです。
昨年の開成算数は超易化しました。合格者平均が76.4/85です。満点続出したという話です。息子の受験時には2018年がイレギュラーに算数が簡単だった年として認識されていましたが、それでも合格者平均が73.9/85ですから、昨年が如何に易しかったかがわかります。
2018年には友人の息子さんが開成を受験していたのですが、｢あんなに簡単になるなんて、サピのSSでやってきたことは何だったんだろう」というようなことを言っていたそうです。それ以上に易しかった昨年も同様の感想は多かったのではないかなと思います。
息子が受験した2022年の開成算数は合格者平均60.7/85で、やや易めの年、という扱いでした。典型題が多く、捨て問がないとされる年です。息子も満点かも、という感触でした。それを受けて2023年は少し難しくなるのではないか、という予想があった中での超易化でしたから、なおのこと衝撃だったでしょう。
やはり開成の算数は、難問に頑張って取り組んできた受験生の努力に報いるためにも、あまり簡単になってほしくないというのはありますね。希望的観測も含めて、今年の開成の算数は、それらしく骨のある問題を出題してくれるといいなと思っています。例えば2020年の大問4とか、2021年の大問3みたいな問題を期待してしまいますね。
今後の開成の方針を占ううえでも、今年の算数の難度は非常に気になります。
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