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元々は わが国の中のある Ａ国の 多数の基地の中で 選ばれた 基地で 実験的に使用された 「新世界ウイルス」であったが・・・。
この「新世界ウイルス」は 基地内の 兵士や 研究者達の操作ミスはどによって 誤って この地域に 広がってしまっていたのです。
もちろん 最初のうちは 「新世界ウイルス」は 黄色人種には 感染しても 殺人兵士になるような 発症は 見られないはずでした。
また 当然ながら 基地周辺の地域には 兵士相手の 風俗産業も 公ではありませんでしたが 多数 存在しました。
それで 基地周辺には 基地内兵士との間に生まれた 子供達や その後 成長して 大人となっている人達が 他の この国の地域よりは 多かったのです。
この人達は 黄色人種と 白人 または 黒人の 遺伝要素を持ち 「新世界ウイルス」に感染した場合 恐ろしい形での 発症が しやすくなっていたのでしょう。
また それとは別に 感染しても 発症していなかった兵士の体内の「新世界ウイルス」も 感染源になったようです。
基地周辺の歓楽街で 自由気ままに 遊んでいましたから・・・。
「新世界ウイルス」は 基地周辺の街に 溢れたのです。
このような何種類かの形で この地域に 広がってしまった「新世界ウイルス」は この地域で 自ら 変異して 環境に適応していったのです。
驚くことに その人たちの中には この地域に 広がってしまった「新世界ウイルス」に 感染して 殺人マシーンに変貌するような 発症する人も 現れたのです。
もちろん 「新世界ウイルス」に感染 発症しても 恐ろしく 凶暴な 殺人マシーンに変貌するような 通常の 恐ろしい発症とは 少し 異なっていました。
通常の発症では 強力な電磁波を発生し、人間のパワーの 10倍以上の筋力を 持ち、 3倍以上の脳力 知性を 持ちながらも 凶暴で 協調性など 一切ない 怪物になるはずですが 少し違ったのです。
確かに 強力な パワーを 得て、 顔が まるで キレイに化粧したような状態に変化したり 髪の毛や 睫毛 眉毛 体毛などが 急激に伸びたり 粘膜 唇なども併せて 見事な 金色に変化する変化は 認められました。
傷がすぐに治る 再生能力も 保持していました。
しかし 元々の 人間の感情や 優しさなどの 人間性は 完全に 残されていたのです。
（ つづく ）
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