( 過去のリンクは 後ろに まとめてあります。 )




基地内で 訳の分からない 怪物が 暴れ回り 仲間の兵士を 殺戮しているのです。



しかも その怪物も 元々は 仲間の兵士だったのですから・・・。




一般の兵士には 正確な情報は 伝えられていませんから 当然 基地内の混乱とパニックは 相当なものでした。



この作戦を知らされていた ごく一部の 上級士官たちも 目の前の惨劇に 同様に パニック状態になってしまいました。



密かに 聞かされていた話とは 全く違う状況だったからです。



その為 怪物兵士に殺される 一般兵士の数が 想定より 遙かに 多くなってしまったのです。



怪物に変身した 兵士を 押さえつけて 鎮圧するべき兵士の数が 足りなくなってしまいました。



でも 本当に コンピューターのプログラムのミスだったのでしょうか?



これすら 始めから A国本国によって 仕組まれた ミスだったのかもしれません・・・。



どちらにせよ 基地内は もはや 完全に 制御不可能な極限状態に 至ってしまいました。



怪物が 自由に 暴れ回って 仲間の兵士を殺戮して 基地を 破壊し始めました。



そして 何体もの怪物が 基地の外に 簡単に 脱出していったのです。



怪物が 治外法権の基地内から J国の 法律の及ぶ 街中に 出て行ってしまったのです。



ある程度は A国側でも シミュレーションしていたことでしょうが あまりにも 数が 多すぎました。



このままでは J国の街中で J国人への大量殺戮が 行われてしまいます。



もしも 本当に こうなってしまうと A国と言えども 偽装工作で誤魔化すことは 非常に困難です。



何としてでも 基地外への 怪物兵士の 脱出数を 少なく防ぐために 基地内でも 残りの兵士達によって 必死で 作戦が練られました。



しかし ごく一部の上級士官しか 本当の 作戦の意味は 知らされていませんでしたから そのような その場しのぎの作戦も 功をなしません。



当然ながら 基地の 上官は 本国に 連絡して 命令を 待ちました。



しかし A国本国の 軍部の上層部からの 命令は 極めて 非現実的なものでした。



その命令とは 殺人兵士全員の 殺害です。



もしくは 捉えて 「旧世界ウイルス」で 元の人間に 戻すことでした。



しかし これらは 非常に困難です と言うより もはや 不可能でした。



こんな 命令を もらっても 実行することは 完全に 不可能でしょう。



何よりも 最終的に もっと大きな問題は 核兵器の存在です。



核兵器の J国内への持ち込み・・・。






( つづく )







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