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しかし ホテル代なんか 残っていない。



アツシは 酔いも手伝って キスの合間に 思い切って ユミに 言った。




「 僕の 部屋で 飲み直さない? 汚い ぼろアパートだけど・・・。 」



ダメもとで 誘ってみたのだ。



ユミは アツシの耳元で 小さな声で言った。



「 いいわ。 行きましょう。 」



夢のような展開だった。



アツシには この予想外の展開が 夢のようだった。



( ひょっとしたら OK って ことなのかな? )



アツシは 興奮を 抑えられなかった。



より激しく ディープキスを 続けた。



いても たってもいられなくて アツシは ユミの手を引くように お金を払って 慌てて 店を出た。



残り少ない お金を使って タクシーで 自分の安アパートまで ユミを エスコートした。



タクシーの中でも 二人は 抱き合って キスをした。



アツシ一人なら これくらいの距離でも 節約のため 歩いて帰るだろう。



でも アツシには 今日は 目的があったのだ。



愛する ユミを 手に入れる目的が・・・。



( ここまで 来るんだから OK だよな・・・。 )



ドアの鍵を開けるのも もどかしく 部屋の中に ユミを連れて 入った。



そして 再び ユミに 激しくキスをした。



全く抵抗はなかった。






( つづく )









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