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人の女でも とりあえず 声を掛ける。



あわよくば 寝取るチャンスが ある。



どうやら 男の 征服欲は 違う男から 女を奪う スリルと 奪った満足感から 快感が 増すようだ。



当然ながら ミカにも たくさんの男から 次々と 誘惑があった。



寂しさに負けて 何人かの 男と 肉体の関係を持った。



心は コージを 愛していた。



それだけは 偽装ではなかった。



自分の 恋人 コージへの 背徳感と うしろめたさ 申し訳ない気持ちも 偽装では なかった。 



ミカは 自分が 浮気をしているから 逆に コージのことも 心配して 束縛が 強くなったのだ。



ミカは いわゆる セフレしか もたなかった。



付き合う相手は 作らなかった。



セフレとの肉体関係を持つ時間帯も 夜の10時や 休日の 朝晩10時だけは 何があっても 避けた。



コージとの テレビ電話だけが ミカには 心からの 楽しみだったのだ。



ただ ただ職場の上司だけは コージの存在は 知られていた。



ミカに恋人がいる事も知っていて 自分は 妻もいるのに ミカと 関係を持ち続けた。



この上司は 自分の浮気を 妻には 見事に 偽装していた。



当然 ミカ以外にも 職場の 若い女性とは 何人かと 関係を持っていたようだ。



しかも この 上司は 変な 趣味を 持っていた。



ミカが 毎日 定時に 恋人 コージと テレビ電話をすることを ミカから聞いて知った 上司は ミカに とんでもない 提案をした。



夜の10時に ミカを抱いて そのまま 恋人 コージと テレビ電話をすることを 提案したのだ。



提案と言うより 命令・・・脅しだった。





( つづく )








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偽装大国01




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偽装大国03




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