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アミも 段々と 不安になってきていた。



善意の協力者もいるが・・・。




肉体を 女を 武器にして 協力させた人もいるからだ。



アミは 身が固い方だった。



しかし 肉体を 利用して 仲間にした 協力者もいた。



売れない頃には パトロンのような存在も 数人だが 存在していた。



それら 全てを キレイに 精算しなければならなかった。



元々は アミには そんな気はなかった。



しかし 人気が 爆発的に 上昇してからは 自分は 自分のものだけでは なくなっていた。



事務所のものでもあり ファンのものでもあるのだ。



しかも 自分自身でも 人気が ここまで 上昇すると それを 手放したくないという煩悩が 生じるものらしい。



アミは 悩んでいた。



最初のうちは 昔の仲間を 裏切ることを 気にしていた。



しかし 最近は 人気が 落ちることが 怖くなってきていた。



芸能界の スポットライトには 簡単には説明できない 不思議な 魅力と 魔力が 込められているらしい。



アミも その 不思議な魔法に 罹ってしまったようだ。



自分は 自称 超能力者(?)だというのに・・・。



アミノ事務所や その関係者達は アミの 昔の協力者達に対して 金銭や 脅しで 過去の関係を清算していった。



アミに 本当に 協力的で アミの成功を 喜んでいる者も そうでない者も 区別がつかないのだから 手当たり次第 精算していった。



金銭を つかませた場合は良かった。



脅された者は たまったものではなった。







( つづく )








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