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アツシは 酒の勢いも借りて コウタロウに ブチまけた。



「 俺は ユミさんが 好きだ。 俺は ユミさんと 身体に関係もある。 お前には 悪いが ユミさんを 諦めてくれ。 お前なら どんな女でも 寄ってくるだろう? 」



言ってはいけない 内容だった。



コウタロウは いきなり アツシを 殴った。



その様な暴力沙汰は こんな 高級な オシャレな店では 有り得ない 光景だった。



みんなが アツシ達の方を 一瞬見て 見ないふりをした。



店の店員が 二人に 退出を要求した。



高級店だから 当然だろう。



もっとも 普通の店でも 暴力沙汰は 追い出されるだろう。



店を出て 路上で アツシが お返しとばかりに コウタロウに 殴りかかった。



二人の間で 小競り合いから 本気の 殴り合い 取っ組み合いのケンカが始まった。



アツシの方が 腕っ節には 自信があったので 圧倒的に優位な戦いになった。



いつの間にか 一方的に アツシが コウタロウを 殴り 蹴り 続ける状態になっていた。 



アツシは それでも 必死で コウタロウを 殴り続けた。



アツシは 見物していた 群集の誰かが 呼んだ 警察に止められるまで 一方的に コウタロウを 殴り続けた。



その頃には コウタロウは 既に 意識がなくなっていた。



そのまま アツシは 逮捕 連行された。



コウタロウは 一命は取り止めたものの 瀕死の重体だった。



それから 時間がたった。



そして しばらくして 暴行致傷 殺人未遂の刑で 長い懲役を受けた アツシは 刑務所に 服役していた。



そして 裁判などを通じて 知らなかった 様々な真実が 色々と 判明した。



そして アツシにも 知るところとなった。







( つづく )










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