いよいよ冬を感じる寒い日が増えてきました。
先日外気温が10度を切った日には、中気密中断熱の我が家は室内気温が18度を割り込みそうになり、さすがに少し寒く感じたので、長火鉢を稼働させました。
長火鉢はいいですよー。
身体の芯からポカポカしてくる感じで、火鉢にあたったあとは冷たい布団に入ってもヌクヌクと休むことができます。
遠赤外線効果ってやつですねデレデレ
 
おかげでこの冬一番の寒さの中でも、快適に過ごすことができましたニコニコ
炭火はとても暖かいうえにエコ燃料ですし、鉄瓶を乗せてお湯を沸かせば加湿器にもなるので、先人の知恵に学ぼうということで、ぜひみなさんにもオススメしたいと思っています。
 
そこで本日は、「あなたもできる!火鉢ライフのはじめかた」と題しまして、どんな道具があればいいのか、どんな点に注意すればよいか、など、お伝えできればと思っておりますニヤニヤ
 
 
まずは必要な道具から。
とにかく火鉢がなければ話が始まりません。
 
私たちが使っているのは、おそらくは100年以上前から実家にあった長火鉢です。
ご実家に長火鉢が転がっていないお宅も多い(てか長火鉢が置いてある家のほうがおかしい)と思いますが、古道具屋さんで購入することができます。
インターネットで検索すると、火鉢を扱っている古道具屋さんもたくさん出てきますので、ぜひ相談してみてください。
ちなみに私の実家にあったこの火鉢は「関東長火鉢」と呼ばれる形です。縁が狭く、引き出しの上に「ねこ板」と呼ばれる板が乗っています。
縁が広くて、ちょっとした台のようになっている「関西長火鉢」もあります。
 
いきなり長火鉢はちょっと、と思われる方は、手あぶり火鉢で試してみてはいかがでしょうか?
 
手あぶり火鉢の方が、使う炭も少ないので気軽に使えるので、入門編としてはオススメです。
ただ、手あぶり火鉢は陶器なので、炭が多過ぎると(火が強くなると)、火鉢自体がキンキンに熱くなってしまいます。
火傷の危険もありますので、あまり火力は求めないほうがよいと思います。あくまでも手元を温める程度のもの、ですね(「手あぶり火鉢」ですんでねニヤニヤ)。お部屋全体を温めるような用途には向きません。
 
 
火鉢を用意したら、次に必要なのが、です。
灰って買うものなんですね、と、最初私たちも思いました。
どのぐらいの量の灰が必要か?などは、火鉢によって異なりますので、火鉢を買う古道具屋さんなどに聞いてみるといいと思います。
長火鉢だと、意外と大量の灰が必要です。耐火煉瓦を敷いて嵩上げし、灰の量を節約することもあるそうです。
 
火鉢が用意できたら、火箸や灰ならし、鉄瓶を火に掛けたければ五徳といった小物を用意します。
写真に写っているのは、南部鉄器の本場岩手県にある、鈴木盛久工房の作品です。
この火箸は中空になっていて、熱が伝わりにくい優れものなのですが、ちとお高いのが難点。
最初はセットものの火箸や灰ならしで十分だと思います。

 

 
 
つづいて、炭に火をつける道具たち。
火起こし機は、火を起こせるように底が網になって空いているので、そのまま火がついた炭を運ぶのは危険です。そんな時には「台十能」という道具に入れて運びます。
火起こし機台十能のセット品も多数売られているので、探してみてください。
私が使っているのは、火起こし機についてきたなんちゃって台十能ですが、これでも十分です。
 
火をつける時には七輪固形燃料を使っています。旅館の晩ご飯にでてきて、鍋などを温めてくれるあれですね。
七輪をわざわざ買うのはもったいなくもあるのですが、炭を入れて網を乗せれば少人数の焼肉ぐらいならできてしまうので、炭火を楽しむのであればぜひひとつご用意ください。
 
!間違っても、カセットコンロで火を起こそうとしないこと。炭は一度火がつくと大変高温になり、最悪の場合ガスボンベを破裂・爆発させかねません。安全に着火するようにくれぐれも注意してください。
 
 
そして何より肝心の
オススメは岩手県産の楢炭です。
火付きがよくてハゼにくく、火もちもよいので重宝しています。また、燃える時にほんのりと甘いいい香りがします。
 
炭といえば備長炭を思い出す方も多いと思いますが、備長炭は火付きが悪いうえに爆ぜやすいので、火鉢には向かないんですよね。
また、安価なバーベキュー用の炭は臭いが酷くて、とても室内で燃やせたものではありませんでした。あんときはビックリしたなあチーン
 
 
そして最後にご紹介するのは、最も大切と言っても過言ではない、「火消し壺」です
 
燃えさかっている炭を放り込むことも多いので、専用の、しっかりしたものを購入しましょう。
キャンプ用のものでも大丈夫です。
 
サイズは、できれば大きめのものを購入した方がいいと思います。
炭って形もまちまち大きさもまちまちなので、意外と入らないんですよねゲッソリ
 
 
こんな感じです。道具類は、やすいセット商品でも十分機能は果たしてくれますので、とりあえず始めてみようという方にはそれで十分です。
 
ぜったにい必要なものは、
・火鉢(長火鉢でも手あぶり火鉢でも)、灰
・火箸、火起こし+台十能
・七輪+固形燃料
・火消し壺
 あれば便利なもの、より楽しめる道具といえば、
・五徳
・鉄瓶
・灰ならし
あたりでしょうか。
 
 
 
ちょっと長くなってしまったので、実際に火をつける様子はまた次回に。
 
 
 

[入居後WEB内覧会]

その1 アプローチから玄関へ

その2 階段下収納と、階段と

その3 2階のリビングとダイニング​​

その4 網戸で囲まれたバルコニー

その5 キッチン!

その6 センサー付キッチン水栓ナビッシュの使い勝手

その7 パントリーとサービスバルコニー 

その8 夫婦それぞれの寝室 

その9 クローゼットと洗面化粧台 

その10 廊下やトイレなど

 [入居前WEB内覧会]

その1 計画概要・外観など 

その2 アプローチなど表側の外構計画 

その3 とにかく明るい玄関 

その4 コンパクトな身支度動線~クローゼット・洗面・バス

その5 猫との暮らしを快適にするための廊下 

その6 夫婦それぞれの寝室

その7 階段と、階段下収納と

その8 空を見ながら料理がしたい〜キッチン

その9 網戸って面白い〜2階LDKとバルコニー 

その10 LDK以外のお部屋

補遺1 外観写真撮りなおしました編

補遺2 トイレ・洗面のアクセサリー編

[入居前|失敗したこと後悔したこと]

ワースト 1位〜3位 |4位〜6位7位〜10位 |

[入居前|自慢したいこと]

ベスト 1位~3位4位〜6位7位〜10位11位~13位14位~16位17位~20位

設計段階の間取り紹介は→こちら 

 

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