壁に扉がついているようには見せたくなかったので、造作で扉をつくり、壁と同じエコフリースというクロスを巻いていただきました。
中は石膏ボードあらわしという素っ気無い仕上げ。
床下、基礎のぶんの深さも利用したので、収納部分の床は、1階の床より50センチ弱低くなっています。
その結果、踊り場の下でも十分立って歩ける高さを確保することができました。
階段下収納というと、頭をぶつけないようにかがみ込まないといけない、使いにくくて窮屈な収納を思い浮かべますが、床下まで使ったこの収納なら、「納戸」と呼べるくらい実用的な収納を作ることができます。
写真に写っているのは、この現場で使ったクロスやフローリング、タイルなど、余った材料を予備品として納めていただいたもの。
一番奥は、2階が載っていない部分です。
ここは床下空間に加えて、天井裏も収納スペースとして活用しています。
約3畳の階段下収納。
なんでも放り込んでおけるこの収納は、便利に使えそうです。
第11位 ねこと暮らすためのねこ通路、猫トイレ置き場、格子戸
以前のマンションでは3匹の猫を飼っていました。
今は"チャビ"だけになってしまいましたが、今後また私たちの家を終の住処と思ってくれる猫たちをお迎えしたいと思っています。
そこで家づくりにおいても、猫と暮らすための工夫をいくつかしてみました。
たとえば猫トイレ。
飼っている猫の数+1個のトイレが必要と言われます。
意外と場所を取るので「猫トイレをどこに置くか?」は、設計の初期段階から結構重要なポイントとして検討を重ねてきました。
その結果がこちら。
2階の猫トイレ置き場です。
左に曲がると人間用のトイレがあります。
壁面収納をあえて浮かせて、下部を猫トイレ置き場にしました。
奥には明かりとりのためのフィックス窓をつけています。
こちらは1階の猫トイレ置き場。
まだ猫トイレを置いていませんが、布団をしまう押入れの下部をあけて、猫トイレ置き場を作りました。
こちらも2階と同様、人間のトイレに隣接しているのがポイントで、トイレの換気扇を24時間回すことにして、猫トイレの臭気もすばやく排出できるよう計画しています。
猫が自由にトイレにいけるように、こんなものも用意しました。
リビングから猫トイレ置き場に抜ける、通称「ねこ通路」です。
◼︎入居前編
失敗・後悔したこと
自慢したいこと
ベスト 4位〜6位|7位〜10位|11位~13位|14位~16位|17位~20位|
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[入居前WEB内覧会]
その1 計画概要・外観など
その2 アプローチなど表側の外構計画
その3 とにかく明るい玄関
その6 夫婦それぞれの寝室
その7 階段と、階段下収納と
その10 LDK以外のお部屋
補遺1 外観写真撮りなおしました編
補遺2 トイレ・洗面のアクセサリー編
設計段階の間取り紹介は→こちら