◼︎入居前編

失敗・後悔したこと

ワースト 1位〜3位 |4位〜6位7位〜10位 |

自慢したいこと

ベスト 4位〜6位7位〜10位11位~13位14位~16位17位~20位

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ワースト10だけだと悲しいので、今日から「新居で自慢したいことベスト20!」をお届けします。
 
皆様どうぞお付き合いくださいますよう、お願い申し上げます。
 
それでは早速まいりましょう!
 
 
 
第20位 吉と出るか凶と出るか?トイレの手洗いを自動水栓化!
 
新居にある2つのトイレ。
それぞれトイレ内に手洗いを設けました。
 
1階のトイレには、リクシルのキャパシアを。
ん?カウンターの上にミッフィが見える?
ハハハ何を言ってるんですかあなた少し疲れてるのよ
 
2階のトイレには造作手洗いを設けています。
んー、ボウルの選択を誤りました。カッコ悪い。取り替えたい。
 
で、この手洗いの水栓、両方とも自動水栓にしてみたんですよ!
 
贅沢かなー?と思ったんですが、意外と安かったんですよね。
キャパシアの自動水栓は、水だけ出ればいいのであればわずか1万8千円(定価)のプラスオプション。
(お湯が出る自動水栓は9万円近くします)
それならつけてみてもいいかな、と思って選択してみました。
 
2階のトイレには、リクシルのベッセル式ボウルと、同じくリクシルの自動単水栓をお願いしました。
しかもこれ、電源不要の自動水栓という優れものです。
カウンター下の様子。自動水栓なのに電源がつながってないのがお分かりかと思います。
 
水道が流れる力を利用して水力発電をし、その電力で栓を開け閉めするのです。
最初に栓を開くためにバッテリーの電源を使いますが、そのバッテリーには水力発電で作った電気で充電する、という仕組み。
電気代がかからないのもさることながら、停電しても使えるという点が魅力ですね。
 
たぶんTOTOのアクアエナジーという商品が最初だと思いますが、リクシルでも選べたのでこちらを選定しました。
 
ただ、こういう機械ものはいずれ壊れますので、何年使えるか、若干心配なところでもあります。
10年もつか、15年もつか?
吉と出るか凶と出るかわかりませんが、どの程度便利なものなのかも含め、実際に体験してみて今後に役立てたいと思っています。
 
 
 
第19位 キッチン近くにちょっとした外部。サービスバルコニー

 

私たちが結婚してからずっと住んでいたマンションには、キッチンのすぐとなりにバルコニーがありました。

くつろいだり、洗濯物を干すためのバルコニーではなく、エアコンの室外機などを置くための、マンション業界では「サービスバルコニー」と呼ばれている最小限のバルコニーです。

私たちは生ごみや猫のふんなどを捨てるゴミ箱を置いたり、汚れ物を仮置きするスペースとして活用していました。

 

新居では、マンションのように24時間365日ゴミを出すことができません。

LDKは2階になりますし、生ごみなどを仮置きできる、ちょっとした外部空間はぜひ欲しいと考えていました。

 

そこで設けたのが、このサービスバルコニーです。

 

一応水栓も用意してあります。

畳1枚分のスペースしかありませんが、いろいろ便利に活用できるのではないかと思っています。

 

 

第18位 明るく開放的な玄関を実現した、大きなガラス入りの木製玄関ドア

 

玄関ドアどうしようかなあ、というのは、設計中かなり悩みました。

玄関の位置的に「防火設備」にしなければならかったのですが、リクシルやYKKなどサッシメーカーが作っている玄関ドアにはまったく魅力を感じず、となると、国土交通省告示をつかってスチールのドアを製作してもらうか、阿部工業あたりで木製防火設備のドアを探すか・・・・思っていたのですが。

 

2階のバルコニーにでる扉を探す中で検討していた、「プロファイルウィンドー(→公式)」に、木製防火設備のドアがあるのを発見。

最初は「Nドアー」という竪羽目板の片開き戸を検討していました。

プロファイルウィンドーの「Nドア」

 

しかしNドアーでは、玄関が暗くなってしまいそうで決定を躊躇していたときに、ふと、思い切ってガラスの框戸にしてしまったらどうだろう?と思ったのでした(ガラス框戸も防火設備にできるので)

 

建築士妻に反対されるかな?と思いながら相談したところ、あっさりOKをもらい、設計に盛り込みました。

 

 

 

その後現場で取り付けられらガラス框戸を見て「こんなにあけっぴろげなドアだとは思わなかったびっくり」との感想をいただきましたがニヤニヤ

 

しかし、開放的で明るい玄関になって、今では建築士妻も喜んでいるようです。

 

ときどき、「ガラスドアにすると防犯が」という声を聞きますが、でもそれってほぼ全てのガラス窓に共通の問題じゃないですか?

 

 

第17位 拭けない窓は(ほとんど)ない!窓ふきのための足場を確保

 

リビングを高天井にするにあたって、最初に考えたのが「どうやって窓を拭こうか?」ということでした。

 

脚立に乗って窓を拭くのはいいけれど、歳をとったらなかなかできなくなるだろうし、そもそも窓の外側はどうやって拭いたらいいのか?と。

 

その結果、幅は狭いものの室内側にキャットウォークを設け、窓ふきのための安定した足場を設けることにしました。

 

上段は、一番左側の窓だけ開くことができ、そこから屋根の上に出られるようにしてあります。

 

 

ここの部分の屋根は勾配も緩く比較的安全ですが、窓拭きして足元が濡れると滑りやすくなりますので(万が一足を滑らせて転落すると、高さ6mから落ちることになってしまいます)安全帯をかけられる丸環を設置していただきました。

 

2階北側の窓も、特に外側から窓を拭くための足場がなかったため、工事中に急きょメンテナンスのためのキャットウォークを追加していただきました。

 

 

 

 

このメンテナンス通路には、コストと耐久性のバランスを考えて足場板をつかいました。

怖そうに見えますが、万が一の転落を予防するため安全帯をかける丸環を、こちらにも設けていただいたので、そんなに怖くないかなと思っています。

 

トイレの窓など、型ガラスがはいった一部の小さなFIX窓は外から拭くことができませんが、透明ガラスが入った窓ガラスは、すべて外からも拭けるようになっています。

設計中は見落としがちな点ですが、特に吹抜けを設ける方や高窓を多用される方は、「どうやって窓を拭くのか?」を設計打合せのときに担当設計者に確認しておくといいと思います。

 

!デザイン優先で窓をつけた結果、「拭けない窓」がたくさんできた、というのは建築家あるあるだと思います。

もしそんなことになったら「先生、実用性を考えずに形だけきれいにしたのって、『デザイン』と呼べるんですかね?」と説教してやってください。

建築士夫は、分譲マンションの設計をしたときに、売り主さんから散々「この窓はどうやって拭くのですか?」と詰められたチーン経験があり(エンドユーザーさんから「この窓をどうやって拭けっていういんだ!」とクレームを受けるのは売り主さんなので、そこらへんは結構シビア)、その経験が今に生きているなあと実感しています。

 

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◼︎入居前編

失敗・後悔したこと

ワースト 1位〜3位 |4位〜6位7位〜10位 |

自慢したいこと

ベスト 4位〜6位7位〜10位11位~13位14位~16位17位~20位

 

 

 [入居前WEB内覧会]

その1 計画概要・外観など 

その2 アプローチなど表側の外構計画 

その3 とにかく明るい玄関 

その4 コンパクトな身支度動線~クローゼット・洗面・バス

その5 猫との暮らしを快適にするための廊下 

その6 夫婦それぞれの寝室

その7 階段と、階段下収納と

その8 空を見ながら料理がしたい〜キッチン

その9 網戸って面白い〜2階LDKとバルコニー 

その10 LDK以外のお部屋

補遺1 外観写真撮りなおしました編

補遺2 トイレ・洗面のアクセサリー編

 

設計段階の間取り紹介は→こちら 

 

 

 

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