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第6位
木製サッシの敷居を木にすればよかった
我が家はほぼ全周が「延焼のおそれのある部分」にかかっているため、外回りの建具はすべて「防火設備」にしなければなりません。
そんな中、リビングからバルコニーに出るところだけは思いっきり全開にできる扉にしたくて、プロファイルウインドーの3枚建のヘーベシーベをどうしても使いたかったのでした。
しかし、このサイズのヘーベシーベは防火設備の認定が取れていません。
どうしようか散々悩んだ挙句、法の抜け穴を突いて、防火設備にしなくてもよいことにすることに成功!
なんとかヘーベシーベを導入することができたのでした。
法の抜け穴というのは冗談で、「防火袖壁」をつけて、非防火のサッシでも大丈夫な状態にする、という方法をつかいました。きちんと行政の建築指導課さんと確認審査機関さんと事前協議を行い、「その考え方で良いですよ」というお墨付をいただいてから確認申請をだしました。
で、このヘーベシーベ。木製サッシなわけです。
木製というからには木でできているので、雨がかかると痛みが早くなります。
特に敷居(下枠)は、雨もかかりやすいですし、水平面なので乾きも遅くなりがちです。
木の敷居では痛みやすいんじゃないかと考えて、ステンレス製の敷居を選択しました。
第5位
ハンドルを下げ忘れた
キッチンの後ろにつけた5連の窓。
北庭の樹々を楽しむためにつけた窓ですが、両サイドの1枚づつは、風を抜くために竪辷り出し窓にしてあります。
辷り出し窓には、オペレーターハンドルとカムラッチハンドルが両方用意されていることが多いのですが、オペレーターは長く使っているうちに中のワイヤーが伸びてしまい、開閉に苦労するようになるので私は好きではありません。今回もカムラッチハンドル一択、でした。
ハンドルの位置が高いんですわ
建築士夫はなんとか届きますが、妻は踏み台に乗らないと届きません。
これ、設計でカムラッチハンドルの位置を下げておかなければいけなかったんですよねー
何も指定しなかったので、標準高さで来てしまい、結果として非常に使いにくい高さになってしまいました。
んー、失敗w
第4位
洗面化粧台、ちゃんとデザインすればよかった
造作した洗面化粧台。
オーダーキッチン屋さんに相談しに行って、キッチン以外の収納や洗面だけお願いしたなかのひとつです。
TOTOやLIXILの既製品でさがしていたのですが、理想的な形にできない&高いと気がついて、造作することにしました。
ミラーに北庭の緑がうつって、いい感じではあります。
機能的にもたぶんかなりいい感じだと思います。
しかし、この洗面化粧台、なーんもデザインしなかったんですよね。
ふつうにカウンターながして、ボウル置いて、両端に収納つけて、五面鏡つけて、はい、完成。
なんもデザインしてません
出来上がった洗面化粧台を見ると、もうちょっとちゃんとデザインできたよなー、と後悔しきりです。
いつかリフォームする日が来たら、ここはまず手をつけたい場所ですね。
次回はいよいよワースト3の発表です!
お楽しみに!(?)
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[入居前WEB内覧会]
その1 計画概要・外観など
その2 アプローチなど表側の外構計画
その3 とにかく明るい玄関
その6 夫婦それぞれの寝室
その7 階段と、階段下収納と
その10 LDK以外のお部屋
補遺1 外観写真撮りなおしました編
補遺2 トイレ・洗面のアクセサリー編
設計段階の間取り紹介は→こちら
「木完時内覧会」は→こちら