玄関の奥にある横格子の扉は、寝室や水回りゾーンへの入口です。
 
 
このドアは、寝室ゾーンにネコを入れたくない時にだけ使います。普段は開けっ放しの予定です。
 
ネコたちには、家の中をできるだけ自由に動き回って欲しいと思っていますが、ネコはほんとうに個性豊かで、今後どんな子達をお迎えすることになるのか予想ができません。
 
6年前に亡くなった"とと"のように、布団や柔らかいクッションの上に乗るとオシッコをしてしまう子がくるかもしれません。
ウチに来たばかりころの"とと"。その後7kg近い巨体に成長しましたが、もともと腎臓が弱かったようで、わずか7歳で他界してしまいました。
 
このドアを開けると廊下
私たちが帰宅したときには、ここに踏み込んですぐ右の扉を開けることになります。
 
 
その扉の先は、
 
 
クローゼットです。
全ての家事の中で衣替えが一番嫌い、という妻の希望で、衣替え不要なクローゼットを作りました。
 
ハンガーパイプの総延長は8m以上。
妻が高校時代にバイトして買ったというチェストや、無印の衣装ケースも使いながら収納を作っていきたいと思っています。
 
クローゼットの入口を振り返ると、ガラス扉に写り込みが。
ちょっとわかりにくいですかね・・
 
ほらこの通り、ガラス面がミラーになっているでしょ?
これ、ガラスに、窓面をハーフミラーにするためのフィルムを貼っているんです。
 
ハーフミラーは、明るい場所から暗い場所を見たときにミラーになります。
この原理を利用して、クローゼットで着替るとき、クローゼットは明るく廊下は暗いはずなので、このガラス戸を姿見にしてしまおう、と考えたものです。
 
*.
 
クローゼットからは、北庭の緑を楽しむことができ、洗面へ抜けることができます(ここにもネコを止めるための格子戸がついています)
 
 
正面の壁には、
 
 
タオルウォーマーとタオルラック。
冬でもぬくぬくのタオルを使うことができそうですラブ
電気代との相談にもなりますが、寒い時期にも洗面室をほんのりと温めてくれる輻射暖房として機能してくれないかなと期待しています。
 
 
お風呂のドアを挟んで、リネン収納。
扉はつけず、揃いのケースや籠を活用して、見えてもよい収納にする予定です。
最下段は台輪もなく床とフラットなので、ランドリーバスケットを入れておこうと思っています。
 
で、振り返りますと・・・
 
 
洗面化粧台チュー
 
 
化粧台とミラーの間には、平田タイルのウォールペーパーというタイルを貼りました。
ちょっとベタでしたかね?
でも結構きれいなんですよーおねがい
 
 
反対側から見るとこんな感じ。
大きく足元を開けて、妻が座ってお化粧できるようにしてあります。
ボウルの下は収納にしてもよかったのですが、当初ここにランドリーバスケットを入れるという話もあって、全体をオープンにしてあります。
 
洗面左側は、妻が化粧道具などを入れられるように引き出し収納にしました。

 
右側はオープン棚で、上段にドライヤーを置いておけるようにコンセントを設けています・・・
 

が、ここ固定棚にしちゃったんですよねー。普通に可動棚にしておけばよかった、と、ここもちょっと後悔ポイントですね。
 
 
クローゼット洗面化粧室は隣り合っていて、回遊動線をつくっています。
 
帰宅したら、玄関からクローゼットへ直接入り、その中で着替えて洗面で手を洗う・・・または、洗面で手を洗ってクローゼットに着替えに入る、ということが可能です。
 
出かけるときはその逆を。
クローゼット洗面がほぼ一体になっているので、身支度は非常に便利にできるのではないかと思っています。
 
洗面クローゼットの床には、フロアタイルを使っています。
サンゲツのIS-724-Aという商品です。
 
もともとは、廊下やリビングと同じメープルのフローリングで設計していたのですが、主にはコストダウンチューのため、また、洗面脱衣という水回りにフローリングでよいのか?という疑問もあったため、塩ビ系のフロアタイルにしました。
 
本物のタイルにしたいなあと思わないではありませんでしたが、コスト的にとてもタイルは選べなかったことと、冬、タイルは足触りが冷たいのではないか(それを予防するために床暖を入れるとなるとさらにコストアップ!)という不安があってフロアタイルで妥協した、というのが正直なところかと。
 
 
洗面をご紹介したので、あわせてちょっとだけバスルームについてもご紹介しておきます。
 
ハーフユニットバスを使って、壁天井は自由に設計してみたかったという思いはありましたが、予算的な制約からシステムバスを選択しました。
パナソニックのリフォムスや、TOTOのシンラを検討していましたが、結局最後は予算の都合でTOTOのサザナに落ち着きました。
 
 
アクセントパネルはなし。
すべてベースグレードの白い壁パネルにしています。
バスタブもカウンターも床も白なので、なかなかすっきりした見えになっていて気に入っています。
 
 
ブログ界では、カウンターもやめてしまうのが流行っているようですが、せっかく風呂桶を高い位置で使えるのにもったいないなあと思ってみています。
 
カウンターも一昔前のものとちがって四周に隙間がとられていて掃除しやすくなっているんですけどね。
 
特にTOTOの場合は、床が柔らかいほっカラリ床なのでお掃除のときに膝立ちしても痛くなく、カウンターの下のお掃除などがとても楽になったなと実感しています。
 
このお風呂の最大の特長は、なんといってもこれ↓
 
北庭に植えた樹々を楽しむことができる大きな窓です。
お隣からの目線もあるので、このままというわけにはいきませんが(このあとウッドブラインドを設置しました)、北庭のシマトネリコソヨゴがもう少し成長して茂ってくれたら、少しブラインドを開けて緑を楽しみながら入浴、なんていう贅沢もできるかな?と楽しみにしています。

 

 

[入居前WEB内覧会]

その5 猫との暮らしを快適にするための廊下

 

 

設計段階の間取り紹介は→こちら 

「木完時内覧会」は→こちら

 

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村