絵本専門士2人のユニット、sakaguraです。働く大人にもぜひ絵本を届けたいと願い、活動をしています。はじめましての方は、こちらをご覧ください
ドイツ・ミュンヘンにある国際児童図書館を
訪れる機会に恵まれました。
絵本好きさんには、国際児童図書館を
ご存知の方が多いかもしれません。
ご紹介します。
ドイツ南部の古都ミュンヘン。
街からは遠くアルプスの山並みが見えます。
街の中心部から西へ電車で15〜20分ほど。
そこから川沿いの道をてくてく歩いた
公園?森?の中にかわいい建物があります。
昔はお城だったそうです。
これが国際児童図書館です。
国際児童図書館の初代館長のイェラ・レップマンは、
第二次世界大戦後、米国から敗戦国ドイツに赴任。
子どもらしい幸せを知らない
ドイツの子どもたちに
絵本を届けることを
世界に呼びかけました。
のちに、彼女は
児童書を通じた国際理解に関する会議を始め
これが 国際児童図書評議会
(IBBY、子どもと子どもの本に関わる
すべてのひとをつなぐ
世界的ネットワーク)となったそうです。
わたしもいつか訪れたい!と願っていた場所ですが
先日ドイツ在住の妹夫婦を訪ねて旅行に出たところ
国際児童図書館は、偶然にも
妹夫婦の散歩ルートの
古城の中にありました😳
子ども時代に出会うお気に入りの絵本は
その人にとってずっと大切だし
(子どものころ好きだった絵本を
思い出すと、ぽかぽかわくわくします)
同じ絵本を読んでいたという経験が
思いがけず
人と人をつなぐ
(あの絵本好きだったよね!と
誰かと盛り上がる楽しさ!)
ことがあります。
物語の世界に連れていかれそうな
可愛らしい建物やお庭を見ながら
そんなことを改めて思いました。
残念だったのは、
改装中で中に入れなかったこと🤣🤣🤣ですが
思っていた以上に
こじんまりした素敵な場所で
訪れることができただけで
ハッピーです。
同じ建物にはミヒャエル・エンデ博物館 も併設されています。
次は開館中に訪れたいと願っています。
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