絵本専門士2人のユニット、sakaguraです。働く大人にもぜひ絵本を届けたいと願い、活動をしています。はじめましての方は、こちらをご覧ください
「絵本専門士リレートーク」では、 個性豊かな絵本専門士のみなさんが、私たちからの「4つの質問」に答えてくれます
今回ご登場いただくのは、絵本専門士6期の吉田明世(よしだあきよ)さんです。元TBSアナウンサーである吉田さん、いまもテレビ、ラジオ、雑誌などのメディアで幅広くご活躍中です。どのような経緯で絵本専門士となられのか、そしてこれからどんな活動をしていかれるのか・・うかがってみました
1. 吉田明世さんのプロフィール
絵本専門士6期生。
元TBSのアナウンサー。2児の母であり、絵本専門士と保育士の資格を持つ。
2019年にフリーアナウンサーになり、現在はテレビ・ラジオ・雑誌・イベント・講演会などで活動中。
レギュラー
▼ラジオ
TOKYO FM「ONE MORNING」
TOKYO FM「THE TRAD」
▼Webメディア
「たまひよ」育児エッセイ連載
「MY HEALTH CLUB 絵本部」対談連載
@akiyo0414
https://www.instagram.com/akiyo0414/
所属事務所プロフィール
https://www.amuse.co.jp/artist/A8912/
2. 吉田明世さんに「4つの質問」
①なぜ絵本専門士になろうと思ったのですか?
一緒に暮らしていた祖母が実家の隣で保育園を経営しており、第一子妊娠をきっかけに一念発起し、長年の夢だった保育士の資格を取得しました。TBSテレビを退社後、アナウンサーである自分に、保育士の資格を何か別の形で活かすことができないかと悩んでいた時に出会ったのが絵本専門士でした。アナウンサーとして、テレビやラジオ番組で何かを伝える仕事はしてきましたが、自分の声を通して絵本の世界を届けるためには、まずは絵本そのものを多角的な面から学ぶ必要があると考え、絵本専門士に挑戦しました。
②現在、どのような活動やお仕事をされていますか?
現在はフリーアナウンサーとして主にラジオやテレビ、雑誌などで活動しています。絵本専門士として、絵本にまつわる対談を行なったり、おすすめの絵本の選書などをしています。
また、今年、絵本を作る夢が叶うことになり、現在制作中です。
③これからどのような活動をしていきたいですか?
自分の作った絵本を、全国の皆さんに届ける活動をしていきたいです。
実は、絵本専門士になった直後に、絵本の読み聞かせイベントを企画したのですが、同じタイミングで新型コロナウィルスが流行してしまい中止となってしまいました。本来の夢だった、みなさんに絵本の世界を自分の声で届ける、という活動ができていないので、まずは絵本そのものをみなさんと一緒に楽しむ時間を作りたいと思っています。
④「働く大人」にオススメの絵本を教えてください
なかえよしをさん作、小池敏彦さん絵
「ヤングさんのオーケストラ」
みなさんが今の仕事をすることになったきっかけは何でしょうか?今ここに自分がいるということには、必ず何か「きっかけ」があるはず。記憶の中にある出会いや出来事を思い起こせば、すっかり忘れてしまっていた人物や出来事に出会えるかもしれません。
有名な指揮者ヤングさんが、自分が指揮者を目指すきっかけを思い出してとった行動とは…。優しさと優しさが重なり合い、心温まる一冊です。「ねずみくんのチョッキ」で有名ななかえよしえさんの物語です。
sakaguraより…
お祖母様が保育園を経営されていて、ご出産をきっかけに保育士に。さらに、アナウンサーと保育士の資格を活かすこと、自分の声にのせて絵本の世界を届けることを念頭に、絵本専門士の資格を取得されたのですね 働く大人にオススメ絵本としてあげてくださった「ヤングさんのオーケストラ」は、今の仕事をすることになった「きっかけ」を振り返らせてくれる絵本とのことですが、今回、吉田さんが現在の活動をするまでの経緯をおうかがいして、きっといろいろな「きっかけ」に導かれながら選択をされてきたんだろうなぁと思いました。とても自然で魅力的な流れですね。
現在、絵本を制作中というお話も飛び出し、どんな絵本なのかしら・・とワクワクが広がります。吉田さんご自身の絵本の読み聞かせなど、これからのますますのご活躍が楽しみです
過去の絵本専門士リレートーク
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