【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』
＜あらすじ＞
『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』
その言葉と共に、六甲山の高取神社で
「神様」という存在に、接続してもらった私。
前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さまの
子狐眷属の姿も確認できるようになり、
＊＊＊
菊「あー。ピンク色ピンク色♪ いいねー」
子狐２「ピンク色、かわいいー♡」
子狐１「恵比寿天さまのピンク色は安定だね」
菊「そうそう。昨晩からスタートした "神託＊御影札" の叩き台デザイン、
昨日の並びだとボーイッシュすぎて華がないなと（笑）」
まあ、私がそういう配色が好きなので♡……なんだけど、
ピンク色が見たいなーと思って、この記事を書く前にチャチャっと作ったのでした♪
子狐１「なんかトントン進んでるね、ママ」
子狐２「トントン行き過ぎて、いろいろ忘れていきそうなのが心配だけどね💧」
菊「そうそう。いろいろ頭にはあるんだけどこのトントンが止まらなくて💧」
（【菊と稲荷】×gatheringの後送りメッセージ、お待ちくださいね！）
そう。この『トントン』
とんとん拍子……
めっちゃ心当たりがあるのです……✨
それは清高稲荷大明神さま『夏縁祭』の直前にきたご依頼で。
その依頼者さまは『夏縁祭』にもお越し頂き♡
菊「そうなってくると、縁結びに強い清高稲荷大明神さまの御前で交わされた契約……
っていうと大袈裟かな。
えっと、結ばれたご縁って感じで、俄然うまく行く気がするよね」
このご依頼、尼崎の神社さまに祀られる
伝承のお姫様を描いて欲しいという内容でして。
中秋の名月に毎年お祭りがあるので、
その時に間に合うようにカードを用意したいという事でした。
神社さまを検索すると、すでにキャラクター化もされていて、
商店街の街灯飾りとしてプレートもあったりするようでした。
菊「かわいい♡ 地元で愛されてはるお姫様なんだなあ……」
そのイラストを拝見しながら、じゃあ私はどんな風に
御影を表わそうかなと思っていました。
公園にはその伝説の説明書きと御影。
その御影は後ろ姿。
どうしようかなー……
と、心の中にメモしたまま温めていたのでした。
急ぎの企画のデザインを提出した次の日の朝。
枕元に置いたiPhoneを手にして、改めてその神社さまを検索。
その時、そこに紹介された何度か見たこともある画像がポンと響きました。
それは毎年、この神社さまの宮司さまが描かれているという
大きな絵馬の画像。
菊「…………これ。これちゃう？」
ウサギは逃げ足の速さから、身の安全を守ってくれる象徴……
菊「このウサギを
姫に抱っこしてもらったらいいんじゃないん？」
ピンと来たらそれは神様からのインストール。
私はウサギを正確にトレースし、姫神さまの御姿も描きながら、
そこにウサギデータも移動させ、抱かれた姿でデザインを進めた。
菊「このウサギさん、なんでこんなにあったかいんだろ」
トレースしながら、親ウサギにくっついている子ウサギの可愛さにキュンとして、
これを描かれた宮司さまの優しさに涙目になった。
最初は扇で御顔を半分くらい隠し気味の御影……と思っていたので、
ウサギで隠そうといろいろ角度を変えたり試してみたけど
どうにも不自然。。
菊「半分も隠せない。一度この御影の流れで見て頂こう」
と、依頼者さんに送信すると、大喜びの声が返ってきました！
最初に依頼者さんにお見せしたのがこちらのデザイン。
御影の主の御名も書いています。
それは尼崎市に祀られる
尾浜八幡神社さまの名月姫。
ウサギは逃げ足の速さから、
身の安全を守ってくれる象徴……
最初にその意味づけが、この姫神さまの御神徳としてピンときた。
そしてそこからウサギについて調べると
・前にしか飛べないので、前進しつつ躍進の意味
・多産なので安産や子授け、子孫繁栄の意味
・ピョンピョン跳ねる様子から「トントン拍子の発展」の意味
・そして月とセットの印象から「ツキに恵まれる」という意味
などなど、一気に「ご利益」と呼ぶにふさわしい内容が現れた。
菊「ウサギ効果、すごいな✨」
そんな風に思っていると、依頼者さんが教えてくださった。
「この絵馬のウサギは、一昨年に亡くなられた
先代の宮司さまが描かれたものなんです」
この御影を描いていたのが、ちょうどお盆の終わる頃でした。
変な話、私の中で「今年は卯年」と思っていたくらい、
普通に "絵馬のうさぎ" を取り上げていて（実際は亥年💧完全に抜けてた）
でもその数年前の絵馬に描かれたうさぎたちは、
ごく当たり前のように、最初から決まっていたように、
この名月姫の御影に収まってくださり……
さらに私アホなんかな？ と思うのですが、
中秋の名月だからうさぎさん……でもなかったんです。
後で「"月にうさぎ" で最高やったやん！」って気がついたくらい、
ただただ、絵馬のうさぎさん親子が可愛くて、
私の描く御影には入れたい！って思って描いたのでした。
この名月姫のお話は続くのですが、現在配布に向けて印刷中でして。
『名月姫プロジェクト』の一端である御影カードはあっという間に印刷まで進みましたし、
うさぎを抱かれた名月姫の御影を描いてから、
私の仕事もトントン拍子感が凄まじくてですね……✨
菊「すでにご利益を感じるので、ご紹介させて頂きます！」
今年は9月13日（金）になります。
18:15からの『名月祭』には参列が可能です＊
尾浜八幡神社さまの詳細はコチラをどうぞ。
うさぎの絵馬。
その絵がスイッチになって、この御影が現れました。
それって本当に一気に描きあげられた気がして。
で、そのヒントと後押しとなった絵馬を先代の宮司さまが描かれたのを知って。
御影って、やっぱり、
神様からのパスでカタチになるんだなあを実感しました。
次回は尾浜八幡神社さまに舞台を移し、そこで言葉をくださった
神さまにご登場頂こうと思います♪（御影完成、もうちょい頑張ります！）
＊人気記事はコチラです♪
＊2019年春の連載『ヒルコノミコト』はコチラです。
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今月より毎月8日に
清高稲荷社境内・参道のボランティア掃除を実施することになりました♪
次回は9月８日。もちろん菊田も参加します♡
お時間、ご予定の合います方は是非ご参加頂ければ幸いです。
集合場所:清高稲荷社境内
開始時間:13:00〜14:00の一時間程度
ご参加お待ちしておりますねー＊
『御影カード』配布しています♪
★清高稲荷大明神blogはコチラです♪→【高野山】〜清高稲荷大明神〜
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