【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』
<あらすじ>
『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』
その言葉と共に、六甲山の高取神社で
「神様」という存在に、接続してもらった私。
前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さまの
子狐眷属の姿も確認できるようになり、
奇妙な共同生活(?)が始まっていた。
***
菊「……なんというサボりっぷり。
自分では3連休のつもりだったけど、6月になって今夜が1本目とは💧
1週間書いてなかったのか……💧」
【菊と稲荷】のことである。
リトリートあったり、取材打ち合わせ行ったりしていたけど、
こんなにサボってる自覚なかった……
菊「しかもね」
【菊と稲荷】の過去記事一覧ページも1ヶ月近く更新してなかった!💧
子狐1「放置っぷりも凄いね」
子狐2「かっこいい御影は描いてたけどね♡」
菊「そうだよね(笑)!
"令和の御影師" って名乗ったら、御影だけUPするのも楽しくなっちゃって♪」
?「それだけじゃないだろ?
なんかごちゃごちゃ悩んでただろ。知ってるぞ(笑)」
菊「恵比寿天さまー。復活ですね! ありがとうございます!✨」
恵比寿天(以下:恵)「一応喪中は控えさせてもらっていた。
"縁起物枠" の七福神だが、まあまあ細かいんだ。意外にな」
菊「いえいえ。お寺系神様が代わりに相手してくださっていたので!
布袋尊さまと飛翔眷属さまに感謝です」
恵「で、気持ちはまとまったのか?」
菊「………気持ち?ですか……。
気持ちというか、スタンスですかね。
そうですね。以前より力が抜けました」
恵「力が抜けたとは?」
菊「ちょくちょく書いていますけど【菊と稲荷】って……」
決して私の目の前にイケメン神様が立っていて、
ペラペラ話されているわけではありません。
菊「そんなんやったら住むわ。本殿前に✨」(←いや連行されます💧)
子狐「笑!」
菊「【菊と稲荷】はこうして今、書いていく中で完成していくもので……。
例えば本殿前で渡された言葉のメモは、その日のテーマとなりますが、
その前後に私に入ってくる情報も混ぜて書いています」
恵「その前後に入ってくる情報というのを、具体的に」
菊「そうですね。前回の【菊と稲荷】で解説しますね。
下のシーンをご覧ください」
菊「えびす大神さまの上の4行のセリフ……
これは西宮神社さまの "えびす資料室" に掲示してある資料を
なんとなく撮影して帰っていたので、それを見ながら書きました」
菊「撮影するときは、ここで使おうとかはなかったですねー。
書いているうちに、そういえば撮影してたな、あの情報をここで伝えたらいいんだ!
みたいになります。
こういうパターンも私の中では神様からのパス扱いになり、
その神様のセリフになります」
恵「そこはフィクションだなって、自分でも着地したんだな」
菊「はい。私は本からもよく情報を得て、それを反映させます。
それはその時にそういう形で、神様がパスしてくれたものとしているからです。
でもその辺を "神様喋ってないんじゃん。作り話か!"って受け取りはるなら、
それはそれで作り話として楽しんで頂ければいいかーと」
恵「ふーん」
菊「例にしたえびす大神さまのセリフの元になった展示資料もそうですけど、
結構こういうマニアックな情報って、現地に行かないと出会えなかったりします。
だからそこ含め、取材なんですよねー。
神様から渡される言葉のパスが中心テーマですけど、
資料関係、その場にあるものの色や形、地形、
あと宮司さまや神職さまのお話、そこにいらっしゃる方のお話。
そういうもの全てが情報の引き出しにあって、
そこに表れてくださった御影が重なって【菊と稲荷】で全てが完成するという感じです」
恵「………………」
菊「………………」
恵「説明が長いよ(苦笑)」
菊「ですよね(笑)そう言われると思いました」
恵「笑! で、なんだっけ(笑)」
菊「(……聞いていらっしゃらない💧)要するにですね💧」
これまでは
これってフィクションになるんだろうか?
ノンフィクションってして嘘じゃないかな?
結局、人によるよね。
とかなんとかゴチャゴチャ迷う時もあったのですが……
菊「もうなんでもいいか!ってなりました♪」
恵「ほんと適当だよな(笑)」
菊「映画の『KINGDOM』や大河ドラマみたいに、
本当にあった事だけどめっちゃ面白くすることで、
その時のテーマをより強く伝えるって考えたらいいんだなって、
そう思いました♪」
恵「相当大きく出たな。お前(笑笑)」
という事で♪(笑)
【菊と稲荷】は自由にお受け取り頂ければと思います。
ドキュメントでもファンタジーでも。
別になんでもいいです。
私が押し付けるもんじゃなかったなって思いました。
受け手の皆様が一番好きな設定で♡
これからも【菊と稲荷】やその神様を受け取ってくだされば満足です。
私はこれまで通り、自分の思う「最高のドキュメント」として、
【菊と稲荷】を発信していきたいと思います。
恵「……それって結局さ、
お前の『ドキュメント』なんじゃないの?」
菊「? 私のドキュメント??ですか?」
恵「うん。菊田信子という人間をドキュメントとして発信してる」
菊「…………」
最後の最後にヒョイっと渡される
思いがけない神からの言葉💧
恵「まあいいか! 深く考えるな(笑)
おもしろく書け。
神的にアウトだったら神罰が下るだろうしさ♪(笑笑)」
いや、それ嫌でしょう……💧
そこはそうなる前に止めて欲しいデス。
でもまあ、大丈夫かな。
福神さまがこうやって、笑いながらついて下さってるから♪
*2016年春の連載『ヒルコノミコト』はコチラです。
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