穴と橋とあれやらこれやら -30ページ目

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

時事ネタに乗っかっておく。といっても芸能ネタですけど。

 

 

先ごろ、来年5月いっぱいでの活動終了を発表した嵐。わたくし別にファンでもなんでもないんだけど、それでも国民的アイドルグループとしての幕の引き方として、なかなか立派だなあと思いましたのでね。

 

 

 

まあそんなニュースにひっかけて、

「嵐」バス停。場所はこちら

 

…。

 

 

 

ええ、これ以上コメントはございません(笑)。

 

 

 

 

ここを訪れたのは2016年5月3日、石川県シバキまわしツアー最終日の朝、手取川第三ダムの1時間後。この日のネタで他に記事にしているのは、旧・瀬波橋三ッ屋野隧道新旧・濁澄橋と豪華オプションライントンネルと珍?現象桑島発電所の隧道深瀬大橋百合谷橋白峰の謎ワーレントラス暮見のスノーシェッド

 

 

【6】より続く。

 

 

藪漕ぎしながら進んでいると、

掘っ建て小屋の残骸に出くわした。

 

 

 

 

当然というか、

地理院地図にも表記はないものだ。

 

 

 

 

(かつての)内部に残っていたのは、

苗床とかに使いそうな(わたくし的にはそう見えた)プラ製?の物体。これ、農業用具よね?やはりこのあたりは以前田畑が広がっていたんだな~。

 

 

 

 

そしてよく見ればこの小屋、

ちゃんと土壁だった。農業用の簡易な倉庫だったと思われるが、意外としっかりした建物だったようだ。放棄されてどのくらい経つのか…。

 

 

 

 

その小屋から至近にて、

ついに木立の中より太陽の下に脱出。向こうには目指していたものであろう農道が見えていた(赤線)。ホッと一息。

 

 

 

 

周囲は、

見渡す限りの休耕田(畑)。あの小屋が放棄された時期は田畑が耕作されなくなった時期と同じだろう…って当たり前か。

 

 

 

 

さあ、あとは、

あの農道まで辿り着けば生還確定だ。このラストパートはわたくしが先頭をつとめさせていただいた。

 

 

 

 

なんだけど…

胸のあたりまで密生する、笹の激藪!心温まる~!

 

 

 

 

振り返れば、

笹に沈むA氏、B氏(笑)。

 

 

 

 

ぬおおおおおおおお!と密生した笹薮をかきわけ、

無理くり農道へ這い上がった。これはたった今登ってきたところだが、どっから?って感じだ。

 

 

 

 

久々な感じの、

まともな道!

 

 

 

 

続いてA氏、

そしてB氏も無事農道へと。いや~楽しかった!

 

今回のアタックの内容的に、同行していただいた両氏には申し訳ない感じの扱いになっていて心苦しいが、おかげさまで大変楽しかったし、それ以前に今回も単独であれば、アタックもあきらめていたかもしれない。改めて感謝申し上げたい。あと、もちろん現場では楽しく会話しながらの探索だった。

 

 

 

 

さて、最後に。

だいたいこのへんだな。

 

 

 

 

橋からの道がこの農道に合流していたのが、

ちょうどこのへんと思われるのだが…。

 

 

 

 

地理院地図。

現在地は赤丸のところだ。前回も書いたとおり、橋からの実線で描かれた道は、途中から存在していなかった(もはや藪に埋もれて消失した、が正しいのだろうけど)。概ね青丸のあたりに、崩壊した小屋があったと思う。

 

 

 

 

A氏の立ってるあたりがまさに道の痕跡だと思うのだが、

もうさっぱりワカリマセーン。

 

 

 

 

そこから歩くこと数百mで、

国道307号。生還確定!

 

 

 

 

国道手前の側道(ていうか旧道だと思うのだが)から、来た方向を振り返り。

この時点で橋を後にしてから50分ほど、アタック開始からでも実は1時間20分ほどしか経っていない。人里近くのごくごくお手軽な探索ではあったが、なかなかに濃厚で、とっても楽しめた。

 

 

どうやら年がら年中藪にまみれていそうな橋周辺、橋にはもう行かないが、チラッと書いたようにマピオン地図などに描かれているアンダーパスが気になる。目が治って気が向いたら、探りに行ってみたいと思っている。

 

 

 

 

A氏、B氏、どうもお疲れ様でした。お付き合いいただきありがとうございました!

 

 

 

以上。

 

 

【5】より続く。

 

 

渡れずの橋を渡ったここは、Point  of no return.

このまま進軍を続ける。

 

 

 

 

改めて地理院地図を確認。

ご覧のようにその先にも激しく枝分かれしながら続いているんである。

 

 

 

 

振り向いて、

新城跨道橋に最後の一瞥。この橋には、二度と来ることはないだろう。下をくぐることはあるだろうけど。

 

 

 

 

付近にあった「建」と刻まれた杭。

近畿地方建設局のものかな?

 

 

 

 

しばらく進むと、分岐が現れた。

地理院地図では三方向…見方によっては四方向に分岐しているその場所だと思うが、現場では直進と斜め左…すなわち写真の道しか気づかなったな。

 

 

 

 

とりあえず、斜め左へ。

実にしっかりした道。そういえばこの道沿いにはたくさんくくり罠が仕掛けてあったように思う。方向的にはこの先にはゴルフの打ちっぱなしがあるが、なんか関係あるのか?

 

ていうか、「打ちっぱなし」って関西弁か?

 

 

 

 

しばらくこの道を辿ったが、

特に面白みもなく、地図上でも行き止まり。ほどほどでやめて、適当なところから右側の斜面を降りて行った。

 

 

 

 

降りた先は、広い窪地。

そこから振り返って見上げた道筋。これが、先ほどの分岐を直進した道である。

 

 

 

 

窪地の様子はこんな感じ。

かつてはなにがあったのかな?やはり田畑だろうか。建物基礎のような人工物は、(見た範囲では)見られなかった。

 

 

 

 

その一画にあったのが、

この巨大なヌタ場。周囲の木に擦り付けられた泥も見える。けっこういるのかなあ、野生動物。

 

 

 

 

窪地の端から振り返り。

この時点で、橋を後にして10分少々ってところ。

 

 

 

 

窪地を後に、進軍再開。

このまま実線で描かれた道を辿って、現世へ脱出することを目指した。

 

 

 

 

というわけで、

 

 

 

折々にスマホで現在位置を確認しながら

 

 

 

方向を修正しつつ進んでいくのだが、

あるべき方向に道がなかったり、もはや完全にロスト。単に進める方向に進んでいるに過ぎない。いったいどうなってんだ?

 

 

 

 

どことわからぬところで見つけた、

アルミのやかん。突然現れた人の痕跡に、ちょっとほっこりした。

 

 

 

 

なんだけど、

いよいよ道がないだけでなく大きな段差で行く手を阻まれることが増え、進める方向がさらに限られてきた。

 

 

 

 

そして~、

ふたたびの激藪!いや参った。

 

 

そんなこんなで藪漕ぎをしながら行ける方に進んでいると…

 

 

 

 

【7】に続く。

 

 

【4】より続く。

 

 

さて…

どうする?どうすんのよ?

 

 

 

 

知れたことよ。

渡れる橋は渡るのが礼儀!

 

…なんてうそぶいてみても、非常識な行動だという自覚はある。バイパスを往くドライバーたちもビックリさせただろうと思うし。決して推奨はしない。

 

 

 

 

上の写真は土山・亀山方面、

そしてこちらが草津・京都方面。前回アタックでは写真左側の激藪の中を右往左往してたわけですな。

 

 

 

 

振り返り。

まさに道から切り離された橋だ、これは。

 

 

 

 

そうそう来れない(来てはいけない)橋、橋面の様子も記録しておく。

細かく砕けているところ、どういう原因で割れたんだろうか。曝裂が原因?それとも変な応力がかかってるとか?

 

幅員的には軽自動車までは通しそうだが、アプローチの道を見るに車道だったかどうかは微妙かな。橋面にも轍は見られないし、なんならシングルトラックさえも刻まれていない。当初から歩行者専用だったんだろうか。

 

 

 

 

さあ、渡りきった。

何が落ちてるんだこれ?撮り直してもいないので、大したものじゃなかった…はず。で、両サイドにも何かあるね?

 

 

 

 

ウッ…これは…

アカンやつ…。

 

 

 

 

左側は裏からだが…

あーーやっぱり。見たくないモノ見ちまったよ…。

 

くどいようだが、来た方にはなかったのよ。脱落して見えなかっただけだったんだろうな~。

 

 

 

 

僅かに残った金属欄干は、

腐朽が進んでいた。

 

 

 

 

振り返りのこの一枚が、

この橋で撮った写真で一番気に入ってるかも。

 

 

 

 

せっかく来たんだし、せっかく渡ったんだし。

毒を食らわばなんとやらじゃないが、気のすむまで撮影した。まあ記事ではほとんど割愛してるが。

 

 

 

 

最後に、

フェンス外へ退避しての一枚。

 

まあまともな人間ならこれ見て渡ろうとは思わないはず。ほんと、とても褒められた行為じゃない。

 

 

 

 

そしてわたくし、探し当てた。

銘板を!

 

新城跨道橋

1972年11月

近畿地方建設局

PO示(1968)TL-6

製作  ピーエス・コンクリート株式会社

 

この銘板を見た者は、かなり少ないはずだ。いやまあ、それ以前に誰も興味がないだけなんだが(笑)。

 

 

 

 

フェンス外から、

引きで新城跨道橋の全景を。

 

「あの掲示」を確認してしまったからには、もうこの橋を戻ることはできない。いやまあ実際のところ、この橋の先にも行きたかったので、むしろ好都合かもしれない。

 

 

 

さあ、こっからはどうなってる?

 

 

【6】に続く。

 

 

 

 

【3】より続く。

 

 

屈辱の敗退から7か月後となる、2023年12月24日、クリスマス・イヴ(笑)。満を持して、リベンジアタックを敢行した。

 

今回のアタックは、珍しくわたくしからお声かけして二名のお仲間とともに敢行した(同好が同行…プププ)。この物件は成功するにしても失敗するにしても、仲間がいた方が面白いかな、と思って。「到達できない橋」ということで、幸いお二方とも興味を持ってくださった。

 

しかしながら「都合」により、お名前は控えさせていただく、まあ仮に、お名前とは全然関係ないA氏、B氏としておこうか。どんな「都合」かは、今回と次回の内容を見てお察しいただけますれば…。

 

 

 

さて、この新城跨道橋アタックは車の駐車場所に恵まれないため、別場所で一台に乗り合わせて臨んだ。

まずは事前に、現物を見ていただいて。

 

 

 

 

そして7か月ぶりに、

あのアプローチ地点へ。

 

前回きり拓かれて間もない感じだったのが、すでに道路ができて住宅の建築も始まっていた。でもアプローチには変化はなく、まずは安心。

 

 

 

 

竹藪パートに入る前に、

前回は気づかなったコーラの空き瓶があった。

 

 

 

 

さすがに冬、前回に比べても格段に歩きやすく、

さくさくとプチ切り通しを抜けた。

 

 

 

 

 

 

…こっからが問題…というか、とほほ…。

 

記事を書くにあたり改めて写真を見返したら…ウソでしょ?どんだけ写真撮ってないん?わたくし。アタック失敗を3回にも分けて執拗に報告し、そのリベンジとして満を持しての再アタック…という、まさに「さあ、ここ!」っていう局面なのに、

 

 

 

 

いや、あの…

いきなり橋に到達しちゃってるとか、最悪や~。ないわ~記事的に。タメもクソもないやん…。

 

実際のところ、橋のたもとの電柱の先は、見た目ほぼ前回と変わらぬ篠竹の激藪で、パッと見てあ~やっぱ全然ダメかー!とか言った記憶があるんだが、藪に強い(笑)同行のA氏が力づくでこれをなぎ倒して突破、橋へ先導してくださったのだった。

 

なんでこれらを一切撮ってない?まったく、何をやっとるんだねキミぃ!

 

 

ということで、はなはだ盛り上がりに欠ける展開で心苦しいが、晴れて新城跨道橋に到達!…うーん、感動が伝わらん…

 

 

 

 

橋面の高さからのサイドアングル。

道路から何度も見ていたとおりの、方杖ラーメン橋だ。

 

 

 

 

橋はしっかりとフェンスで封鎖されていたが、

そこはそれ。立入禁止とは書かれていなかったので、もちろん失礼しまして…。

 

 

 

 

よっしゃ!

ついに立った!「あの橋」の上に!なかなか感無量だ~。

 

 

 

 

振り返ってみれば、

橋の取り付きはこんな状態。やっぱりこれでも、5月よりは植生はすこ~しだけマシかもしれない。ね?立入禁止の表示、ないでしょ?(フラグ ついでに申せば、橋に関する情報(親柱や銘板)の類も一切なかった。

 

そして赤矢印で示したのが、例の電柱。やはりこんなにもすぐそばだったんだ、橋は。このわずか10mほどに跳ね返されたわけですな…。

 

 

 

 

わずかな地覆には点々と、

かつてはあったのであろう欄干柱を切断した痕跡。ここまでの写真でわかる通り、現在は取り付きの2mほどだけが残されている状態である。

 

安全に渡るための設備を撤去するなんてのは、ただごとではない。周辺状況を含めてこれらが示すのはただひとつ。この橋の実態としては完全に「廃橋」と表現して差し支えない、ということ(ただし、バイパス上に架空しているため管理上は「生きてる」橋だと思う)。

 

ちなみにQ地図によればこの新城跨道橋、管理者は甲賀市ではなく近畿地方整備局、所属路線もバイパス開削前から存在する里道的なものでなく、なんと国道1号線の橋、ということになっている。へぇ~~。

 

 

 

 

で…

どうする?どうすんのよ?

 

 

 

【5】に続く。