2013年4月19日、最初で最後の岩手県探索。
この日のネタは、かなりたくさん記事にしている。時系列で小屋野の廃?橋、落合の吊り橋、区界トンネル、第9閉伊川橋梁、平津戸橋、川井橋、桐内橋、追憶の岩手県北バス、川井第10地割の流れ橋、第25閉伊川橋梁、鹿内沢橋梁、押角駅、雄鹿戸隧道、松野隧道。
今宵ご紹介するのは、鹿内沢橋梁から35分後、通りすがりに見つけた物件。ノーマークだったので、すぐさま停車した次第。
こんなん見たら、
停まらんわけにはイカンでしょう。現在地コチラ。
明らかに廃橋であり、残念ながら金属フェンスで封鎖されている。それはいいのだが、親柱より手前で封鎖されちゃってるのが、ちょっとちょっと。
フェンスの隙間から、えーと…
「昭和廿六年十一月竣功」か。
お名前は…
うーん、「日向橋」か?
現道の橋名を確認したら、果たしてアタリだった。
その現・日向橋からの景。
すなわちこれが初見の景でもある。この優美な姿に、思わず感動したっけ(笑)。
で、上の写真の左端、橋の右岸側には、
現道に踏んづけられた旧道の痕跡が。一段低いところにあるガードレールがそれだ。
見おろしてみると、こう。
もはや旧道を歩くことは難しい…つうか、歩く意味もない。
つうわけで、旧橋とは大きな高低差が生じているのだが、
どういう目的で造られたのか、現道から旧道敷きへと降りる階段が。これ…意味ある?
階段上からの旧・日向橋。
当然、こっちも封鎖されてるな…。
お気づきのようにわたくしお仕事スタイルの服装だったので、もとより乗り越える気もなかったからいいんだもんね(笑)。
こっちも親柱手前で封鎖されてるのがめんどくさい。
「ひなたばし」ですな。
そして残る親柱にあったのは、
「北山林道」。これ、林道の橋だったのか。
調べてみると、ここから東方向へ分け入る支流が北山沢というそうなので、この橋から北山沢に沿って延びる林道だったのだろう。
最後に、フェンス越しの橋上を。
お仕事スタイルじゃなくっても、有刺鉄線まで張られちゃあ、もうイカンわ。おケツでも破れちゃったらどうすんだ(バカ)。
「橋の日」となったこの日において唯一のガチな廃橋、しっかり堪能した。
以上。