松本零士の漫画、ニーベルングの指環を読んでみました。
二―ベルングの指環は、神話を元にしたワーグナーの楽劇で、4部構成で上演に15時間かかると言う作品です。
松本零士の漫画ニーベルングの指環は、ワーグナーの楽劇を元に、ハーロックやトチローと言ったキャラクターをステーシステムで登場させて描かれたものです。
第一部 ラインの黄金、第二部 ワルキューレ、第三部 ジークフリートが各1冊にまとまっています。
買ったのは大型本ですが、通常サイズで8巻で出ている物もあります。
結局これも未完になっており、単行本も1~3部までの分しか出ていません、第4部はWeb新潮で連載されていたようですが未完のまま連載が中断、以後Web新潮もサービスが終了し単行本化もされていないので、今読む手段は無いようです。
物語、ウィキペディアから引用↓
第一部 ラインの黄金
手にした者は全宇宙を支配できるという指輪、その材料となる惑星ラインの黄金がニーベルングの首領アルベリッヒに奪われてしまう。
黄金の指輪を手にしたアルベリッヒは支配者ヴォータンの治めるワルハラへの侵攻を開始、一方神話の時代に起きたことが再び始まるというミーメの警告に従いハーロックとトチローもアルカディア号でワルハラへ向かう。
第二部 ワルキューレ
時間を超越する力を持つヴォータンは、ワルハラを襲う前の時代でハーロックとトチローを抹殺するため自らの娘であるワルキューレの9人姉妹を送り込む。
時は戻り西暦2964年。地球は第一次星間大戦に敗北し、ヴォータンに支配される暗黒の時代。グレート・ハーロックとドクター大山、そしてその一党は密かに建造したデスシャドウ1号艦で地球を飛び立つ。デスシャドウ1号艦で惑星メタブラディに降り立ったグレート・ハーロックとドクター大山は、自らの命を狙うメタノイドの女戦士ヘルマザリア、ワルキューレの長女ブリュンヒルデと酒を酌み交わす。一方謎の宇宙船を見つけたハーロックとトチローはその中に招かれる。そこにはその宇宙船クイーン・エメラルダス号に導かれて来た999号に乗って旅する姉妹エメラルダスとメーテルがいた。
第三部 ジークフリート
ヴォータンによりクリスタルの棺に封じ込められたワルキューレを助けるため惑星ラインに向かうデスシャドウ号、そこにはヴォータンの手の者が待ち構えていた。
巨大戦闘艦「火龍」及び「無の宇宙」より訪れたハーゲンを退けたデスシャドウ号であったが艦内の物理法則が崩壊し艦体全体が凍り付く危機を迎えるもののブリュンヒルデの命をかけた行動により危機を脱する。その後暗黒女王の侵略にいち早く気づき、この宇宙(有の宇宙)全体と息子達の未来を守るためにファンタズマ艦隊と刺し違え、グレートハーロックとドクター大山は伝説となる。
第四部 神々の黄昏
海賊島に遺されたハーロックとトチローは更なる力(アルカディア号)を求め、かつて父が地球に遺した短剣[注釈 1]を得るためにデスシャドウ2号艦を急造する。閉鎖された地球の総督府、ハーロックとトチローはついに短剣を発見し、アルカディア号建造の為の大きな一歩を踏み出した。
所変わって舞台はワルハラ、グレートハーロックに利用された惑星ラインの偉大な力とオルガンが気に入らず、アルベリッヒを差し向け惑星ごと破壊を試みるが、アルカディア号を建造し、経験を積んだ若きハーロックとトチローの前にアルベリッヒは完膚なきまでに打ちのめされる。更に2度にわたって「ラインの黄金」を狙ったことでラインの乙女達の怒りによってアルベリッヒは完全に息の根を止められる。
自身の使える駒の多くを失ったヴォータンは最後の手段として嫌われ者のクリームヒルトをワルハラへ呼び寄せる。
以降は連載中断の為に未公開であり、2010年をもって公開サイトであった『Web新潮』もサービスを終了したために、現在第四部を閲覧する術は存在しない(松本が2023年に没し、後を継ぐという作家の名乗りも見られない)。
引用終わり
表紙は重ねると一つの絵になる仕掛けが。
これも、999エアタール編と同様に松本零士上級者にしかお勧めできませんねぇ
面白いと言う感想は持ちませんでしたが、松本零士 大解剖 無限の零次元宇宙編と名作アニメに書かれていた、グレートハーロック等が観れて、個人的には良かったです。
それでは~