YAMATO2520のプラモデルを買いました。
ネットオークションで込々¥3,510-でした、当時の販売価格は1000だったようです。
ヤマト2520とは、1995年に宇宙戦艦ヤマトの続編として作られたOVAです。
VHSで1巻から3巻までと前日談を描いたと思われる0巻の4本が発売されたが、制作会社が倒産してしまった為、続きが作られずそのまま未完で終わっている作品です。
いわゆる零次元宇宙の黒歴史ですね、なので零次元宇宙やヤマトサーガ的にも無かった事になっている作品です。
監督は宇宙戦艦ヤマトシリーズの西崎義展ですが、松本零士は原作含め関わって無いようで、キャラのデザインも全然違うし、コンソールに零士メーターも出て来ません。
自分も二十歳前後の頃、1巻から3巻目までレンタルビデオで見た事があります。
ストーリーは自分の記憶だと、
・田舎の惑星で不良少年たちが戦艦ドックを使って勝手に戦艦ヤマトをつくる。
・戦艦ドックでは自動的に金属を定着させたりして、オートでフレームが出来た利していた。
・少年たちが作った戦艦YAMATOが惑星の爆発から逃げるように出発、何となく地球軍に味方する。
(因みに惑星の爆発映像に凝った為に2巻の発売時期が遅れた)
・少年たちの居た惑星は敵軍の占領下で、そこの指揮官は少年たちの起こす騒ぎを
多めに見てやるような良いヤツだったが、YAMATOが出航してからは必要に付け狙うようになる。
・少年たちが居た惑星の指揮官が、潜宙艦(異次元空間に潜れる宇宙戦艦の潜水艦版)に乗り、
YAMATOと戦闘に、潜宙艦魚雷も時より異次元に潜って迎撃を回避する。
(因みにヤマト2199で潜宙艦が出て来た時、YAMATO 2520で出て来た!とおもいました。)
まあ覚えているのはこんな物です。
↓ウィキペディアにはもっとちゃんと書いてありました。
大ヤマト零号を観て、そう言えば昔他にも未完のヤマト続編があったなと思いだして、色々調べてみたら、プラモが出ていた事が分かり買ってみたわけです。
プラモデルのパッケージにはたんに「1/1500 scale YAMATO2520」とだけ書いてありますが、主人公達少年が作った第18代YAMATOのキットですね。
主砲が艦橋の前に左右振り分けで4基ついています。上部甲板の6基下部に6基で計36門の主砲が付いているのが特徴です。
劇中第17代ヤマトも少し回想で出て来るのですが、17代YAMATOは上部甲板の主砲の配置が従来の3基9門で砲塔の間も開いていたので、台17代の方がカッコいいな~と思っていました。
未完だった性で、今では知る人ぞ知る作品になってしまい、DVD化もされてないので観る為にはネットオークションに高額で出品されているVHSのソフトを買うしかないのですが、当時はキットが発売されていた所をみると、強い意気込みで制作されていたのではないかと思われます。
惑星爆発映像に拘らなければ、あるいは倒産する事も無かったのでしょうか?正直その映像、惑星の爆破の様子は凄かったけど、その手前を飛んでいる第18代YMATOの動きがシャバくて、何でこれで発売が遅れたのか不明と思った事を覚えています。
とは言え、大ヤマト零号はプラモ化されて無いのに、YAMATO 2520はキットになっています。
これは令和の今こそ、是日スポットを当てなくてはと思って買ってみました。
説明書の裏がポスターになっています。
それでは作っていきましょう。
関連記事
キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-(CG映画)
アシェット週刊海賊戦艦 キャプテンハーロック アルカディア号ダイキャストギミックモデルをつくる創刊号
メーテルレジェンド交響詩宿命 と 宇宙交響詩メーテル銀河鉄道999外伝
PS 松本零士999 〜Story of Galaxy Express 999〜