大ヤマト零号
人類が住むA銀河(アーギンガ)は、他4つの銀河から侵略を受け壊滅的な状態になっていた、この時期になって新たに参戦してきた大YAMATO零号は、人員設備全てが規格外の進化する艦だった。
現存する数少ない艦隊である七千艦隊は、メタノイドラッケンと交戦状態に入り、第YAMTOは後方支援に入る。
圧倒的な物量で攻撃をする七千艦隊だったが、メタノイドラッケンに対し攻撃は全く効かず、合体して巨大な竜になったメタノイドラッケンの攻撃でに壊滅的な損害を出す。
大YAMATOは近くの星に砲撃し、マグマを噴出させ、メタノイドラッケンを誘導、七千艦隊を危機から救う。
メタノイドラッケンを追跡していた七千艦隊は、見えない敵からの攻撃を受ける、全く対応が取れないでいた。代わりに交戦する事になった大YAMATOは、見えない敵の攻撃パターンを解析。
補助エンジンを囮にし、高速移動する敵艦の位置を特定し、撃破する。
地球の大気を狙い白亜帝艦が接近するが迎撃で出来るのは頼りがいの無いロボットの軍団ティム艦隊だけだった。
大YAMATOは青の地球と言う、かつて地球人の祖先が移住し開拓した地球とよく似た惑星に居たが、青の地球は壊滅してた。
そして、青の地球は地球から遠く、駆け付けるのは真ね合わない位置にいた。
そこに青の地球の戦艦マホロバから通信が入り、大YAMATOの代わり地球の為に戦うと言う、ティム艦隊が決死の防御陣で白亜帝艦に纏わりつく中、マホロバはマイナス時空砲を打ち白亜帝艦を彼方の時空へ葬り去る。
A銀河の艦隊はメタノイドラッケンを星で挟み込む作戦を決行するが、それでも無傷であった。
大YAMATOはメタノイドラッケンが低温アステロイドを避けている事から、低温が弱点で有ると判断する。マホロバから運ばれたプラス時空エネルギーを使い、地表を砕き、メタノイドラッケン冷凍ガスを浴びせる事に成功。メタノイドラッケンを氷付けにする。
出現したメタノイドインターセクターに壊滅させられる七千艦隊、更に新たなメタノイドラッケン3体と、巨大なガイラー要塞が出現し、A銀河と大YAMATOは絶望的なピンチに陥る。
そこに、ガイラー要塞から大YAMATOに通信が入る。ガイラー要塞の指揮官ガノン・ガイラーの部下カインはかつて大YAMATOの艦長の息子と友達で、館長も事も良く知っていた。
ガノン・ガイラーは、大YAMATOが進化する艦である事を見抜き、将来正々堂々と正面から戦う事を約束し、メタノイドラッケン3体を一瞬で倒し去っていた。
残るメタノイドインターセクターと戦う大YAMATO、そこにマホロバが現れ、大YAMATOと合体し大銀河砲を放ち、メタノイドインターセクターを一掃する。
元々、新宇宙戦艦ヤマトと言う松本零士の未完の漫画を原作として、宇宙戦艦ヤマトシリーズとして制作される予定でしたが、版権の関係等色々あり、全区別の作品として作られたそうです。
カーコンビニの前身ヤマト車検がスポンサーになっていて、イメージキャラクターとして採用さrていたので、昔そっちでよく目にしていた気がします。
「新宇宙戦艦ヤマト」の漫画は、20代前半の頃単行本を買っていたのですが、宇宙戦艦ヤマトから1000年後の話しで、32代目古代進や島や雪の子孫たちがグレートヤマトに乗って正体不明のブラックホールが多数出現すると言う危機に立ち向かおうとする話だったと思います。
同じころ書かれていた「超時空戦艦まほろば」の漫画も持っていたのですが、これも話が全く途中で終わっていて、「新宇宙戦艦ヤマト」の最後の方に「超時空戦艦まほろば」も登場していたような気がします。
「新宇宙戦艦ヤマト」も、いつものように連載が途中で終わっています。
なので、大YAMATO零号はヤマト(YAMATO)と名前がついていますが、宇宙戦艦ヤマトシリーズ全く別物です。しかし松本零士作品なので、キャラクターは酷似しています。
良くある原作漫画は未完のまま、アニメで終わらせる手法が、違った形になっていると言う雰囲気です。
話しのノリは良く、語られる大YAMATO零号への期待感等も大きく、話もサクサク進み比較的観やすかったです。
ただ、大YAMATO零号メカデザインがかなり特徴的で、羽の生えたヤマトと言う所に1つ受け入れるまでのハードルがあります。
敵もデカイ龍とか、見えない敵、群衆、ぼやけた超巨大要塞等で、艦艇では有りません、戦闘も基本方法論で戦うので、ドンパチやっている感じも無いです。
絵は、若干CGに違和感が有るものの、基本的には綺麗です。
個人的には戦艦マホロバが出て来るのが良かったです、ぶっちゃけ大YAMATO零号より全然カッコいいです。
わりと黒歴史的に語られている大YAMATO零号ですが、自分としては「新宇宙戦艦ヤマト」と「超時空戦艦まほろば」もこれで一応消化できました。
そう言えばもう一個、宇宙戦艦ヤマトシリーズとは関係が微妙な作品で、「YAMATO 2520」と言うのが有ったような・・・・・・
それでは~
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