新竹取物語1000年女王 TV版と劇場版 | ガレージ ペスカ

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新竹取物語1000年女王 TV版と劇場版を観てみました。

 

 

新竹取物語1000年女王 TV版 

 

 

1999年、巨大な惑星が密かに地球に接近していて1999年9月9日零時9分9秒に地球に大接近するのが観測される中。

宇宙に強い関心を持つ中学生の雨森始は、突如自宅の電子鉄工所が爆発し、父と母を失う。

伯父に引き取られる事になった始は、叔父が所長をしている筑波山の天文台に住む事になり、そこで三食ラーメン亭の看板娘で、叔父の秘書もしている雪野弥生と再会する。

その夜、真っすぐと直線状に並んで隕石が落ちて来て、天文台の雨森所長は隕石を持ち帰ろうとするが、何者かの戦闘ヘリに突如攻撃されるが、何とか天文台にたどり着く。

しかし回収した隕石は、何者かに盗まれてしまう。

世話もしてくれる弥生にあこがれをいだく始、ある日天文台の地下の穴かた下に落ち、そこで巨大な地下空間と、膨大な量の団地をみる。

再度弥生により地下に招かれた始は、そこで原始の頃からの住居を見せられ、戦闘機の飛行訓練も受ける。

自宅の爆発事故当初より、始の周りでトレンチコートを着た怪しげな人々が目撃される等になる、1000年盗賊と言うその一団は、1000年女王こそが地球を破壊する存在で、その前に優秀な科学者を誘拐していると言う。

始は地下空間に強行し、弥生が1000年女王である事を知る、1000年女王は、接近してきている惑星ラーメタルにより地球が滅ぶ前に、一人でも多くの人を救いたいと言う。

一方叔父をはじめとする地球人は、ラーメタルに探査衛星を度々送るが撃破されて、ラーメタルが脅威である事を認識する。

1000年女王の一派と、1000年盗賊から、父親から大事な設計図を託されていないかと尋ねられる。両組織は設計図を探しているようだ。

1000年女王の新鋭隊長のヤモリは、1000円女王がラーメタルでは無く人類に協力しようとしている事に気が付き、ラーメタルに監査の依頼を出し、監査官が現れる。

監査の時設計図が無いと致命的だが、父の形見の望遠鏡の中から設計図を見つけた始は、弥生に設計図を渡し、弥生は監査を通過する。

始の働きにより、1000年女王と1000年盗賊が和解する機会が作られるが、弥生に不信をいだいていた監査官の狙撃により、2人は決闘になってしまう。

しかしその後落ちてたペンダントと始と弥生の行動から、2人は協力関係を築き、監査官を倒す。1000年盗賊の首領の正体は、元1000年女王で弥生の姉のセレンだった。

監査官が死に際に送った通信により、ラーメタルより、新たな1000年女王として弥生&セレンの妹、新1000年女王が派遣されるが、弥生は女王の交代を拒否し、新女王と決闘する。決闘に弥生は勝利し妹の新1000年女王は死亡する。

弥生が女王交代を拒んだので、聖女王の親衛隊機甲団が派遣される。攻撃に出た機甲団の戦艦を、セレンの宇宙船二つ星が撃破する。

完全に1000年女王の反逆者となったヤモリは、機甲団指令と連絡を取り、様々な工作をしてくるが、弥生,セレン,始の阻まれる。

暗殺が無理と悟た機甲団指令は旗艦による地球攻撃に出る、セレンの宇宙船二つ星が迎え撃つが苦戦、弥生がゴンロラ(1000年女王専用宇宙船)で出撃した加勢した事で機甲団指令は旗艦を撃破する。

そして運命の時「1999年9月9日零時9分9秒」が迫り、地球ではラーメタル接近による災害が発生する。

弥生の作った地下団地等に住民が避難する中、一部のエリート達が宇宙船で脱出をするが、その宇宙船は、何かに引き寄せられ、SOSを出しながら消えて行った。

叔父が観測をすると、そこは巨大彗星が有って、ラーメタルもその彗星に引っ張られる事で、軌道を描いていた事が分かる。

弥生は、母である聖女王に彗星を破壊すれば、地球を滅ぼさなくて良いと説得するが、ラーメタルとって彗星は信仰の対象で有り話にならない。

そのまま弥生は幽閉されたが、こっそり付いてきた始の活躍で脱出する。

地球人が避難する為に作っていた巨大宇宙船が完成するが、ヤモリに強奪されてしまう、しかし始や墓守のミライの活躍により、奪取に成功、ミライとヤモリは死亡する。

巨大宇宙船を使えば、ラーメタルを引っ張っている彗星を破壊出来る事に気が付いた弥生は、地球復興を始に託し、決死の覚悟で出陣する。

ラーメタルで、奴隷となっていた地球人を救いに行っていたセレンは、聖女王と共に彗星の破壊を見る。

そしてラーメタルは軌道を変え去って行った。

 

 

あくまで個人的な感想ですが、つまらなかったです。

高い技術力を持つ異星人が、自分たちの都合で地球から奴隷を連れ去さり以後地球は天変地異で滅ぶ運命。

それを、地球での活動を任された女王の娘たちが次々と裏切り、反乱し小競り合いを繰り広げ、地球人たちが翻弄されると言う話です。そして主軸は、1000年女王と中学生の交流となっています。

なので、多少の冒険や運命に立ち向かう描写は有るものの、999のようなロマンの有る冒険旅でもなければ、ハーロックのような自力での反抗や、地球を守為の戦いでもないです。

話数も42話と長く、地球の運命は掛かっているものの、終始小競り合いをしている描写をだらだらと見せられてる感覚でした。

数少ない登場メカも、キワ物なうえやたらダサく、立体化もされなかったようです。

ヤマト,999と続いていた松本零士ブームの陰りにより、人気が無かったとされているようですが、どちらかと言うと内容に要因が有ったのではないかと思います。

 

 

1000年女王 QUEEN MILLENNIA 劇場版

 

 

1999年接近中の巨大な惑星ラーメタルが地球に衝突する予定の地球、学校の教員と天文台の職員とを掛け持ちしている星野弥生は実はラーメタル人で1000年女王として裏から地球を支配していた。

外円部の軌道では氷に閉ざされるラーメタルでは1000年に1度の春が来て、コールドスリープから人々が目覚めていた。

1000年周期で地球に接近するラーメタルは、今度の接近移行軌道が変わり宇宙の果てに向かう事が分かっていた為、ラーメタルが地球にぶつかると言う嘘の情報を地球に流していた。

そしてて距離が近くなり地球とラーメタルの間に、橋が出来る時、ラーメタルは常時春の地球に移住するべく、戦艦と戦闘機、宮殿戦そ送り込んでくる。

地球人を救う為密かに準備をしていた弥生と妹のセレン、弥生は箱舟と呼ぶ船?を起動させ、関東一帯が宙に浮かぶ。

1000年盗賊のセレンは戦艦で出撃、地球人の盾となり戦い撃沈される。

墓守ミライの手により、歴代1000年女王のうち地球を愛する者達が零体で復活、関東大地の箱舟から地球を愛した1000年女王の船が飛び出し、ラーメタル軍の迎撃に当たる。

箱舟に着岸した宮殿船に対し、雨森始と地球人たちは歴史博物館にある古い武器を持ちだし、ラーメタル人と戦う。

ラーメタルの指示で情報操作をしたヤモリは、弥生に想いを寄せており、1000年女王側に付き戦闘機でラーメタルと戦うが、被弾し戦艦のブリッジに特攻する。

宮殿船の中でラーメタルの女王と対峙した1000年女王は、共存の道を提案するがラーメタル女王は拒絶、1000年女王は致命傷を負うが、始や弥生の恋人の反旗によりラーメタル女王も倒れる。

再び地球から離れ始めたラーメタル、地球は救われたが1000年女王弥生は死亡する。

 

 

テレビ版の総集編では無く、書き直しています。なので絵がとても綺麗になっていて、人物のデザインや世界観も変化しています。

銀河鉄道999と同じように、TV版放送中にやや内容と絵が違う劇場版を公開すると言う手法が用いられています。

話しはテレビ版よりはギュッとしているので観やすかったです。

 

 

松本零士スターシステムワールドの一翼を担う作品で、後着け設定で999メーテルの母、プロメテウスの話しになったと言う事で、メーテルレジェンドを観る前に観たわけですが。

やはり、元々は独立した作品だったので、特に繋がりとか意識しない方が良かったです。

劇場版銀河鉄道999のプロメテウスが、1000年女王雪野弥生と思うにはキャラ的に無理があるような気がしますし、TV版でも劇場版でも1000年女王死んじゃってるし・・・・・・・

 

 

それでは~

 

 

 

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