ガンフロンテア テレビ版アニメ版を見てみました。
ガンフロンティアは、松本零士の漫画で、早打ちのハーロック、剣術の達人トチロー、謎の女シヌノラの3人が西部開拓時代のアメリカを旅する西部劇です。
トチロー&ハーロックが質屋の用心棒をしていた町でシヌノラと出会い、以後盗賊に襲われたり、組織に捕まったり、馬が死んだりしながら旅をします。
集落を襲われたトチローの同族の生き残りを探すのが、旅の目的なのですが、シヌノラは裏の組織に属していて、トチロー達の動向やルーツを探る役割を持っているが、トチローとハーロックはそれを知りつつも3人で旅を続けていきます。
主人公2人は、トチローとハーロックと言う名前だけけど、宇宙海賊キャプテンハーロックシリーズとは直接はかかわりが無く、後からキャプテンハーロックと大山トチローの先祖で有ると言う設定が加えられています。
アニメ版は全13話のDVD7巻で、最終巻に松本零士ガンフロンテアを語ると言う映像が付いています。
話しは、前半は漫画と同じで後半からアニメオリジナルになって行き、漫画版には登場しなかった組織に囚われたトチローの妹や組織のボスも出てきます、組織の幹部シタルネンも原作と扱いが違います。
性的描写は漫画版よりは大分控えめになっていますが、それでも肌の露出は多いです。
旅の目的もあって、ハーロックよりトチローにスポットが当てられるシーンが多くなっているように感じました。
最初は淡々と話が進みますが、後半に向け少し盛り上がって行きます。原作の雰囲気も壊して無いですし、自分は面白かったと思います。
思うと、本作のように西部劇に侍が登場し、刀で戦う作品はあるようで意外と少なく、思いつくのは、真田広之主演の映画:EAST MEETS WESTEAST と、PS2のサムライウエスタン位です。
古い映画では、「ザ・サムライ」と「レッッド・サン」と言うのが有るらしいですが。
ガンフロンテアは、零次元宇宙ハーロックサーガの始まりとされる作品です、松本零士×西部劇と言うのも面白い所です。
それでは~
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