宇宙戦艦ヤマト 完結編
銀河中心部の異変を調査しに向かったヤマトはそこで新たなガミラス帝国の滅亡した姿をみる。
そして発生した爆発に飲み込まれそうになり座標を定めないまま強引にワープする。ワープアウトした宙域で、水の惑星アクエリアスが接近し、水没しようとしている惑星を見る、古代達は、救助活動を行うが1人の少年を救う事しか出来なかった。
そして、ディンギル帝国艦隊と遭遇し戦闘になり、艦体の撃ち込まれたミサイルから放出された特殊な放射能により、艦員の全員が倒れる。
宙域を離れたヤマトは、コンピューターの自動航行により、地球に帰還し乗員の手当てがされた。
ディンギル帝国の長は、地球に移住する計画を決定、3000年後に地球に接近する予定だったアクエリアスを、24時間に1回、のペースでワープさせ、9日後に地球に接近させアクエリアス接近による大洪水を起こさせ、その後みじが引いた後、移住する作戦を発動した。
そして、避難しようとする地球人を攻撃、地球に閉じ込めるよう軍を展開させた。
退院した古代進は、自分せいで多くのヤマト乗組員を死なせてしまったと、責任を取り艦長を辞任するしかしどんな形でも良いからヤマトに乗りたいと思っていた。
ディンギル帝国軍により地球の艦隊あっさりと壊滅し、修復されたヤマトは出発の時を迎えていた、その時放送でとどろく初代艦長沖田十三の声、実は生きていた沖田艦長の号令によりヤマトは出撃した。
冥王星付近でヤマトはディンギル機動艦隊と交戦、古代が負傷しながらもコスモゼロから敵座標を報告する事で、勝利する。
ヤマトは、アクエリアスへ辿り着き、神アクエリアスから事の顛末を聞かされる、再度ディンギルと戦闘になり、以前沈められたハイパー放射ミサイルを撃たれるが、真田の作った迎撃システムによりミサイルを破壊、波動砲によってディンギル艦隊を壊滅させる。
ディンギル帝国の移動都市衛星へと強行着陸したヤマトは白兵戦を展開、古代は敵の長銃を向け合いながら対談するが交渉は決裂、そこにかつて救助そ少年が長を父と呼びながら現れ、古代の盾になって死ぬ。
敵によるアクエリアスの最後のワープを阻止する事に失敗したヤマトは、アクエリアスを追い地球周辺に帰還するが、アクエリアスの地球への接近を阻止することは不可能な状態に。
沖田と古代はアクエリアスでヤマトに爆薬を搭載し、波動砲を反対に撃つ事でヤマトを大爆発させ、アクエリアスから地球へ伸びる水柱押し戻すという計画を考える。
そんな中、ディンギル帝国の残存艦隊が、最後の攻勢をかけて来た、戦闘する事が出来ないヤマトの前に、死んだと思っていたデスラー総統とその艦隊が現れ、ディンギル艦隊と交戦、そのすきにヤマトはアクエリアスと地球の間に到着、自爆の準備を整える。
総員退艦する中一人ヤマトに残った沖田館長、アクエリアスから伸びる水柱を自爆により断ち切ることに成功し、ヤマトは宇宙に広がった海の中に沈んでいった。
この1983年の完結編で、一応最初のテレビシリーズから始まった宇宙戦艦ヤマトが一旦終わりを告げた事になります。まあ、2009年に復活編が作られるのですが。
序盤でほぼ一撃に近い位あっさりとヤマトが負け、更に沖田十三が生きていたという無茶な設定。
最後も戦闘はデスラーに任せて、自分はせっせと自爆する等。いまいちパッとしない話と言う感想です。
(昔観た時はもっと感動したのだけど)
どちらかと言うと、さらばや永遠にの方が、話が締まっていた気がします。
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