宇宙戦艦ヤマト劇場版
2199年、ガミラス星人からの侵略を受けた地球、遊星爆弾により地上は放射能に汚染され、地下に都市を作り隠れ住む人類。太陽系外延部はガミラスの支配地域となっていた。
沖田十三率いる地球防衛艦体は決戦に挑むが、艦の性能差に成すすべ無く撤退を決意する。しかし見ミサイル艦の艦長古代守は撤退命令を無視し突撃、集中砲火を浴びる。
敗戦のあと、外宇宙から高速で地球圏に接近する物を観測する。火星の観測所にいた訓練生の古代進と島大介は、墜落した宇宙船からカプセルを回収する。
飛来物は大マゼラン星雲に有る星イスカンダルから来た物で、カプセルには放射能除去装置を受け取りにイスカンダルまで来いと言うスターシアのメッセージと、大マゼラン星雲までの航行を可能する波動エンジンの設計図が記録されていた。
波動エンジンを作り、戦艦大和の残骸を元に新に宇宙戦艦ヤマトを建造した人類、沖田を艦長に古代を戦闘班のリーダー、島を操舵手にし出航した。
その動きを察していたガミラスは、ヤマトに向け大型ミサイルを発射するが、出航直後のヤマトは寸前で迎撃する。
ワープテストにも成功したヤマトはガミラス基地が有った木星ガスの浮遊大陸を波動砲で吹き飛ばし、冥王星に敵の前線基地が有る事を察知する。
強力なエネルギーの束を衛星により反射させるという死角が無い反射衛星砲の攻撃によりダメージを受けたヤマトは、沈没をよそおい海中に潜伏、選抜部隊を密かに潜入させ、基地の破壊に成功する。
デスラー総統による、バリヤー,浸食ガス生命体,巨大恒星を使た罠を辛くも突破したヤマト、ガミラスではドメル将軍にヤマト討伐の任務が与えれれる。
ドメルの挑戦を受け、長距離レーダーが効かない7色星団にやって来たヤマト、ドメルは3艦の空母から出撃した艦載機にワープ光線を当て、ヤマト近くに飛ばして攻撃する。
更にドリルミサイルをヤマト艦首に打ち込み、波動砲を無力化したうえで、内部からの破壊をもくろむ。技術班の島とロボットのアナライザーはドリルミサイルの中に潜入し逆回転させる事でドリルミサイルを射出、その爆発により、空母は撃沈する。そしてドメルは、通信のあと自爆する。
イスカンダルからの通信をキャッチしたヤマトだったが、イスカンダルは何とガミラス星との2連星だった事が分かる。
本土決戦を覚悟したデスラー総統は、二重構造であるガミラス星の地下空間にヤマトを誘導。気象装置と爆雷攻撃でヤマトを苦しめるが、ヤマトは酸の海に入り鉱脈を波動砲で撃ち大災害を発生させる。
デスラーは天井都市をミサイル化してヤマトを攻撃、それが自殺行為となりガミラスの都市は崩壊する。
多大な被害を出しながらも勝利したヤマトは、ついにイスカンダルに到着、スターシアからコスモクリーナを受け取る。そしてスターシアのよって助けられた古代進の兄、古代守と再会する。地球に向けヤマトが発進する時、守はスターシアと共にイスカンダルに留まる事を決める。
ワーフを多用地球に戻ったヤマト、沖田館長は地球を見ながら息絶える。
1977年公開の映画です、1974年から放送されていたTV版の総集編です、絵はとても古いです。
子供の頃大好きだった映画です。大人になってからも若い時VHSのレンタルで見た記憶があります。
テレビ版を全部観はいないのですが、ラストは変わっていて、コスモクリーナ―の軌道で森雪死亡、その後何故か生き返りみんなが喜んでいる中ひっそりと沖田館長が死んでいくような感じだったと思います。
デスラー総統の最後の攻撃を反射衛星砲の原理を使って跳ね返すシーンも、劇場版には有りません。
後何故かDVDには、「スアーシア死亡編」と言うのが有り、それだと、イスカンダルに着いた時スターシアはし死亡していて、ホログラムみたいなのに話されせ守も出て来ません。
宇宙戦艦ヤマトの一作目は、松本零士が書いた単行本1冊の漫画、これが原作だと思っていたのですが、アニメ製作が始まってから並行して連載された物らしく、原作では無いらしいです。
そもそも、松本零士本人がダイジャスト版と言っているだけあり、内容は前半1/4位から急遽クライマックスに飛び、通信での報告みたいな形で語られています。
これから宇宙戦艦ヤマトシリーズも見て行きたいと思います。
それでは~
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