銀河鉄道999エターナル編 愛蔵版 を購入しました。
新装版のアンドロメダ編とは背表紙が合うようですが、自分の旧愛蔵版とは一寸だけ合いません。
発売日は、
第1巻 2023年10月27日
第2巻 2023年11月24日
第3巻 2023年12月22日
第4巻 2024年1月30日
第5巻 2024年2月29日
第2巻 2023年11月24日
第3巻 2023年12月22日
第4巻 2024年1月30日
第5巻 2024年2月29日
5巻のみ¥1,650-で1~4巻は¥2,200-、総額¥10,450-かかりました。
愛蔵版だけあって、カラーページもあります。
松本零士の漫画を、発売される度に買って揃えて行くというあまり出来ない体験でした。
さて、内容ですが、
後鉄郎が地球に帰ってから1年後、アンドメダ編で鉄郎がプロメテウスを倒した事で、急速に機械化帝国の力は衰えていたが、別の勢力が台頭し始め地球はまた混沌とした世界に変わっていった。
自室に幽閉される刑に処せられていた鉄郎の元に、銀河鉄道999に乗って地球にやってきたメーテルが現れる。
鉄郎を救い出し、999に誘うメーテル、また2人の銀河鉄道の旅が始まった。
但し今度の行き先はアンドロメダでは無くエターナル、機械化人に変わりメタノイドが宇宙の脅威となり行く先々で星の崩壊を目にする。
そしてその度決意を新たにする鉄郎だが、太陽系ごと地球毎崩壊したと言う知らせが入る。
鉄郎は決意を新たに、遠く時の輪の接する処へ行き、地球を復活させると言う目的を持ち旅を続ける。
そして、始発の駅に停車した999
アルカデア号の乗員有紀螢の弟は空間鉄道警備隊SDFに志願し、トチローの子供は。
かなり思想が強い内容になっています。各話の終わりでメーテルは思わせぶりな事を言い、鉄郎は涙ながらに決意を固める、と言う内容が毎回のように続きます。
アルカデア号&ハーロックは、常時999号の隣を併進しているのでは?と思うくらい頻繁に登場します。ハーロックほどでは無いが、エメラルダスも沢山出てきます。
アンドロメダ編の続きとなっていますが、途中で作られた他の作品での設定が反映された形で始まっています。トチロウコンピュタ化、メーテル&エメラルダス姉妹、プロメテウス=1000年女王、等
なので、かなり松本零士上級者でないと楽しめないかと思います。
ぶっちゃけ自分も、どんどん広がっていく大風呂敷と思想の強さには一寸やられ気味で読んでいました。
そして、分っていた事ですが中途半端な所で終わります。
時の輪の接する所と言う、零次元宇宙独特の論理で時空を超越している為、時系列や世界、他作品での設定やストーリーはまるで無視して、好きなように好きなキャラとメカを登場させている感じです。
999は一応これで全部読めたのですが、やはりエターナル編は書かずに、アンドロメダ編で完結していた方が良かったのではないかと思わずにはいられませんでした。
因みに、未完の銀河鉄道999エターナル編ですが、エターナル編の完結編として松本零士が用意したプロットを基にして「銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニー」と言う漫画が作られています。
但し、此方も連載は休刊中です。
それでは~
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