賑わいと静寂 三重岐阜私鉄旅6 | 駅が大好き!misakitty

駅が大好き!misakitty

日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

四日市あすなろう鉄道、最初に下車したのは、内部線と八王子線との分岐駅、日永(ひなが)駅です。
乗ってきたのは、八王子線の西日野行きの列車、こちらのホームは棒線構造になっています。
 
駅舎への通路に向かうと、この駅が、路線の分岐上にある駅だということが分かります。
左の列車は、私があすなろう四日市駅から乗ってきた西日野行きの列車、右の列車は、内部からあすなろう八王子に向かう列車です。
 
内部線・八王子線ともに単線なのでダイヤ上、ここで交換するように設定されているようです。
 
ホームは分岐上にあるので構内全体は三角形のような形状となっています。
 
日永駅のホームがいつからこのような構造になったのかは分かりませんが、日永駅が設置されたのは大正元年とかなり歴史は古く、そのときは八王子方面への起点駅として開業しました。
 
そして大正11年には、現在の内部線の一部が当駅から分岐する形で開業しましたので、大正時代には既に現在の分岐駅としての役割をもつようになったようです。
 
最近になって、近鉄から四日市あすなろう鉄道に移管されたわけですが、開業した頃から近鉄が運営していたわけではなく、三重軌道、三重鉄道、三重交通、三重電気鉄道を経て、昭和40年から近鉄の路線となったそうです。
長い歴史を持つ路線ですが、近鉄の路線としての歴史は意外と短いようですね。
 
さて、西日野行きの列車を見送り駅訪問をすることにしましょう。
 
駅舎に向かおうとすると、当駅で行き違った内部線のあすなろう四日市行きが発車していきました。
 
最近のローカル線は、フリークエントダイヤになっているので、特に単線の交換駅の場合は、賑やかな時間と静かな時間が繰り返しやってきて、その変化を感じるのがとても好きになりました。
 
駅訪問をするには、静寂な時間はとても大切、列車と乗降客がいなくなった駅が、私にとって最高のロケーションとなります。
 
ゆっくり構内を撮影させていただくことにしましょう。
 
内部線は、八王子線の異なり、交換可能な構造となっています。
 
 
ただ、ホームは向かい合わせにはなっておらず…
こちらは内部方面。
 
構内通路を挟んで千鳥配置となっています。
こちらは、あすなろう八王子方面。
 
では構内を抜けて駅舎に入りましょう。
自動券売機がありますが、出札窓口は閉鎖されていて無人駅となっています。
 
改札です。
改札は狭いながら、金属製のラッチを挟んで乗降客が分離できる構造となっています。
 
では、駅前に出てみます。
意外にも駅舎は横長で大きな建物でした。
 
最近改装されたのかキレイな外観です。
分岐駅ということもあり、詰所のような機能があるのかもしれませんね。
 
再び構内に戻って、あすなろう四日市駅寄りの端にいってみました。
構内は長く、ナローゲージの狭いイメージからすると普通の駅という感じがします。
 
まあ、軌間が狭いから、駅も狭いというのは先入観に過ぎないのですが…
 
歴史のある駅なので、何か古いものが残っていないか探してみたのですが…
この日永第18号が古そう?
 
 
ブロック積みの波板スレート屋根で、そんなに古そうではないかな?
でも、引戸がかなり年代物のような気がします。
現役でしょうか?
 
ホームを見上げると、こちらも古そう。
木製の屋根に柱はレールの再利用となっています。
ナローゲージのレールって30Kレールなのかな?
 
そろそろ次の駅に向かう時間になりました。
 
キラキラ三重岐阜私鉄旅 記事リスキラキラ
 
 
 
 
乗り潰し率
65.544%
65.567%
あすなろう四日市から日永は、内部線の所属です。
 
 
 
 
click Here
お小遣い稼ぎならポイントサイトげっとま
ameba ドットマネーも
ゲットできちゃう!
 
 
ゆったり流れる時間を楽しみませんか