今日の一曲!【テーマ:平成の楽曲を振り返る】のまとめ | A Flood of Music

今日の一曲!【テーマ:平成の楽曲を振り返る】のまとめ

0. はじめに

 本記事は今年の3月から4月にかけて【テーマ:平成の楽曲を振り返る】で書いていた「今日の一曲!」のまとめです。

 テーマ終わりにこの手の総括記事を作成するのは四度目ですが(過去の分:)、三度目までには掲げていた「補遺」が消えているところからもわかるように、今回は諸々の都合でまとめのみとすることをご容赦ください。即ち、基本的な役割はリンク集となります。

 【追記:2021.1.5】 本企画の趣旨説明をかつては第一弾記事の冒頭で行っていましたが、後年になって各記事から本記事へとリンクを貼る形での変更を加えたので、その内容は以降の1.に全て移行されているとお含み置きください。【追記ここまで】


1. 趣旨説明

 昨年の同時期には時節柄のものとして【春|卒業/別離】を主題に掲げた更新を行いましたが、今年は来る5月1日に新元号への移行が行われる予定であるため、それまでに【平成の楽曲を振り返る】連載企画をスタートさせたいなと前々から思案していました。ということで、この墨付括弧内の表示がそのまま今回からの新テーマとなります。

1. 一記事を一年分と見立て
2. 平成元年(1989年)から順に
3. 当該年にリリースされた楽曲を紹介する

 以上の三点が基本的なルールです。4月30日までに第三十一弾(平成31年の分)までアップし終えることを目標とします。前回のテーマは実質「旧譜レビュー」の体で書いていたので、第十九弾までの執筆に約2ヶ月半もかかってしまいましたが、今回は文字通り「今日の一曲!」のみにフォーカスするため、2ヶ月あればいけるだろうとの公算です。


 こういう企画を立ち上げると、「当時流行っていた楽曲やその年にデビューしたアーティストの音楽をレビューするのだな」と思われるかもしれませんが、その手の正統派路線は大手サイトやTV番組等でいくらでも特集が組まれているでしょうから、当ブログでは独自の基準でチョイスした楽曲の紹介に終始したいと思います。といっても、本企画のためにわざわざ新たなネタを用意しているわけではなくて、今までと変わらず「嗜好・遍歴紹介記事」に名前を載せているミュージシャンの楽曲からのピックアップが基本です。

 ただ、全31記事の中でかぶりが発生するのは避けたいので、一度ブログテーマに立てた存在は以降の更新分で除外していきます。また、当ブログで過去に詳細なレビューを行ったことがあるナンバーについても、同様に選曲対象外とします。


 このような縛りを設けている以上、必ずしも当該年もしくはアーティストを代表するような楽曲が選ばれるわけではありませんが、なるべく個人的な思い入れが深い曲をチョイスしていくつもりです。というのも、別に隠しているわけではありませんし度々言及もしていますが、僕の人生は平成の歴史とぴったり重なるため、自分の時々の好みや考え方と、時代の空気感や流行等を綯い交ぜにしたレビューを展開したほうが、平成史の振り返りとしても説得力のあるものに仕上がるのではと考えています。

 ただし、音楽的な興味が芽生える前の段階;それこそ乳児期や幼児期に於ける好みで選曲をするのは流石に無理があるので、特に平成の一桁台で紹介する楽曲群は、後年になってから好きになったものが中心です。いずれにせよ、どういう経緯でその曲を選んだのかに関しては開示したいと思います。


2. 「今日の一曲!」で取り上げた楽曲

■ 平成元年:平沢進「スケルトン・コースト公園」(1989)
■ 平成2年:電気グルーヴ「D・E・P」(1990)
■ 平成3年:B'z「もう一度キスしたかった」(1991)
■ 平成4年:スピッツ「ローランダー、空へ」(1992)
■ 平成5年:björk「Play Dead」(1993)
■ 平成6年:Underworld「dirty epic」(1994)
■ 平成7年:Ken Ishii「EXTRA」(1995)
■ 平成8年:Orbital「Out There Somewhere?」(1996)
■ 平成9年:Daft Punk「Around The World」(1997)
■ 平成10年:椎名林檎「幸福論」(1998)
■ 平成11年:Mr.Children「I'LL BE」(1999)
■ 平成12年:浜崎あゆみ「SURREAL」(2000)
■ 平成13年:BUMP OF CHICKEN「ハルジオン」(2001)
■ 平成14年:鬼束ちひろ「茨の海」(2002)
■ 平成15年:坂本真綾「光あれ」(2003)
■ 平成16年:川田まみ「IMMORAL」(2004)
■ 平成17年:BOOM BOOM SATELLITES「Moment I Count」(2005)
■ 平成18年:APOGEE「ゴースト・ソング」(2006)
■ 平成19年:capsule「Starry Sky」(2007)
■ 平成20年:RADWIMPS「オーダーメイド」(2008)
■ 平成21年:サカナクション「ネイティブダンサー」(2009)
■ 平成22年:CRYSTAL CASTLES「YEAR OF SILENCE」(2010)
■ 平成23年:パスピエ「うちあげ花火」(2011)
■ 平成24年:阿良々木月火(井口裕香)「白金ディスコ」(2012)
■ 平成25年:やなぎなぎ「helvetica」(2013)
■ 平成26年:Base Ball Bear「アンビバレントダンサー」(2014)
■ 平成27年:フレデリック「真っ赤なCAR」(2015)
■ 平成28年:夢みるアドレセンス「舞いジェネ!」(2016)
■ 平成29年:大森靖子「夢幻クライマックス かもめ教室編」(2017)
■ 平成30年:avengers in sci-fi「True Color」(2018)
■ 平成31年:The Chemical Brothers「The Universe Sent Me」(2019)


3. おわりに

 あと2時間足らずで平成の時代も終わりを迎えますが、今日まで当ブログをご愛顧いただき誠にありがとうございました。新しい時代になっても、引き続き良い音楽をシェアしていけたらなと思っています。