フェアリーテイル・ウェディング
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
ロマンティコ(プランB)
ミッキー&ミニーがお祝いに駆け付ける「アウグーリ!」。イタリア語で「おめでとう」の意なのだそうで。
「ディズニー・ウェディングなのだから、そりゃミキミニ来るよね。」って、いえいえ、厳密にはこれ有料オプション。
「ディズニーシーの風景が好きで、式場としてミラコスタを選んだけど、キャラクターは求めていないの。」と、稀に選択しない方もいらっしゃるようで。
因みに少人数向けプログラム「ロマンティコ」で、召喚できるキャラクターはミキミニだけ。
大箱になると、プランに応じて他の仲間たちも呼べるようになります。可能ならドナルド&デイジーあたりにもご登場願いたかったところですが、少人数故の悲哀にございます。
さてこの「アウグーリ!」。いわゆるキャラクター・グリーティングなのですが、具体的にどんなことをするのか、どのくらいの時間居てくれるのか、気になりませんか?
そういう書きっぷりの記事もないので、ここはその路線でいきたいと思います。
そこは冒険とイマジネーションの海、東京ディズニーシーはホテル・ミラコスタ。今日という日は、アナタもワタシも夢の国の住人。
…というわけで、お酒の場にミキミニ登場も要らぬトラブルの元。故に「アウグーリ!」は乾杯前、新郎新婦の入場から開宴挨拶の後、早々にスケジューリングされています。乾杯は「アウグーリ!」後ということになります。
「本日はスペシャルゲストがお祝いに駆け付けてくれました!」
そんな司会者さんのアナウンスから、ミキミニ登場。
披露宴はここで早くもひとつのハイライトを迎えることになります。
結論を先に言うと、3点約12分です。
①スナップフォト撮影
②ケーキカット介添え
③サイニング・セレモニー
えっ、結論が早過ぎる?
詳しく挙げると、次のとおり11点。ウェディングなので、やはりスナップ写真撮影が多いです。
1.ミキミニ登場、新郎新婦とハグ
2.ミキミニ、ゲストへ挨拶
3.写真撮影(ケーキ囲い4ショット)
4.ケーキカット、ミキミニ介添え
5.サイニングセレモニー(ミキミニサイン)
6.写真撮影(誓約書持ち4ショット)
7.写真撮影
・2ショット(新郎&ミニー)
・2ショット(新婦&ミッキー
・3ショット(新婦&ミキミニ)
・3ショット(新婦&ミキミニはさみチュー
・3ショット(新郎&ミキミニ)
8.コミュニケーションタイム
・新婦&ミッキー
・新郎&ミニー
9.写真撮影(両家両親含み8ショット)
10.円陣組み(4ショット)
11.ミキミニ退場
彼らは常に新郎新婦に寄り添うように動きますし、後に写真データを振り返るに、カメラマンもミキミニ単独カットは(意識的に?)撮影していません。
そしてこの写真撮影にもルールがあり、打ち合わせの段階で予め説明があります。
1.ポーズはリクエスト不可
2.列席者との撮影不可
3.最後の8ショット、参加は両家両親
ポーズのリクエストは、新郎新婦からも、当日の列席者からも不可。その理屈からして列席者との撮影にも応じられません。
つまり「わ〜いミッキー出てきた!一緒に写真撮って〜!」みたいな話はナシということですね。
規約にも書いてあるんです。
また最後に両家両親含みの8ショットを撮影しますが、参加出来るのは両親まで。兄弟姉妹は対象外です。
兄弟姉妹まで参加出来ない理由は確認しませんでしたが、まあ、収拾がつかなくなるってことですかね。
サイニング・セレモニー。
チャペル・ミラコスタでの式の際に、新郎新婦、そして立会人がサインした結婚誓約書ですね。これにミキミニが追加でサインを入れてくれます。
あ、あれ…、ミ、ミニーちゃん??
当たりハズレはあります (笑)
新郎新婦はミキミニさんから沢山のハナチューをプレゼントされます。まあ、ミッキーは新郎にはしませんが。
新婦に至っては、ミキミニに挟まれ両頬にハナチューされたりします。良い想い出になることでしょう。
そしてアタクシ新郎もミニーにチューされたわけですが…
耳元で聴こえたんです、確かに…
「チュ〜ウ」
!?!?!?
マジか!?
えっ、ホント!?
日本のミキミニは喋らんのやで!?
それともハナチューには効果音があるのか!?
(そうなの!?)
(自粛)
いや、あれはただの幻聴だった…のか…?
未だに深く残るナゾなのであります。
最後はミキミニと新郎新婦の4ショットで円陣。「これから新生活ガンバルぞ!」てな解釈でいいのかしら。
そして司会者さんの合図により、圧倒的な存在感と幸福な余韻を残しまくって、世界のスーパースター・ミッキー&ミニーさんは去っていったのでした。
ミキミニ独占「アウグーリ!」。
如何でしたでしょうか。
当方、キャラクターとの触れ合いを求めるタイプではないのですが、率直に言って楽しかったです。彼らは沢山の愛想を振りまいてくれました。
また一歩引いた目線で言うと、余興の類が考え難い少人数向けプログラムの身からして、その場に華を添えてくれたミキミニの登場は、とてもありがたい存在であったということです。これ大事なポイント。
列席者はディズニーファンでないにしても、ミッキーが出てくるとなれば、それなりの興味は持って貰えますしね。
(余談で、ロマンティコの場合は披露宴会場がハーバービューなので、ハーバーショーを余興として計算に入れられますね。)
キャラグリに慣れていて、彼らの意図を察したり、アドリブで即座に合わせられるような方は、この時間を一層楽しめるのではないかと思います。アタクシはその辺鈍感で。ミキミニには気を遣わせたかも知れません。
…というわけで、世界のスーパースター、ミッキー&ミニーさん、ありがとうございました〜。
で、やっぱりあれ、ミニーは喋ったのかな…。