2024年開成算数
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開成入試後の思い出 | 2022中学受験終了 -A stitch in time saves nine- (ameblo.jp)
今年の開成算数確認しました。
昨年超絶易化した開成算数ですが、今年は骨のある問題に戻ってきました。まずは良かったです。
ざっと見てみましたが、私の中での難度感は以下のとおりです。
ただ、この2年のブランクで私の算数能力もだいぶ衰えていますので、その点ご了承下さい。2年も昔に開成受験生の息子を頑張ってサポートした、というだけのオジサンのヨタ話と思ってお読み頂ければ幸いです。笑
ちなみに難度評価の基準は以下のとおりです。
難度A:開成受験生ならその多くが正当するであろう問題。落とせない。
難度B:開成受験生でも半分は落とす問題。合否を分ける問題。
難度C:開成受験生でも多くが落とす問題。算数一本鎗でいくならマストだが、普通の受験生なら落としてもいい問題。
大問1
小問集合ですので、各小問ごとにざっくりと。
小問1
難度:B
2024を問題記載のルールにのっとり1から9と四則演算記号でつくる問題です。使う数字が少ないほど点数がたくさんもらえるということ。
なんか灘とか東大寺とか、関西の中学っぽい問題ですね。
素因数分解してつくりやすい数字セットにまとめてあとは試行錯誤、というところなんでしょうが、出鼻であまり時間を取られたくありませんね。最少は数字5個ですが、見つけにくいかもしれません。飛ばして後でやるか、数字6個までできたらひとまずそれを書いて次に行く、という戦略でしょうか。
小問2
難度:A
文章題ですが、あまり難しくありません。これはサクッといきたい。
小問3
難度:A
平面図形の回転。
これも典型題です。サピでいやというほどやりますよね。落としてはいけない問題です。
大問2
難度:
小問1:A
小問2:A
小問3:B
場合の数です。小問を順に解いていくと法則性がわかってくるという系統の問題です。
単純に数え上げでも(2)までは問題なくできます。そこまでは絶対落とせません。
小問(2)までで法則性に気付いて小問(3)を解答できるかが勝負ですね。
大問3
難度
小問1:A
小問2:B
小問3:B
小問4:B~C
小問5:B~C
開成お得意の立体切断です。本当に好きですよね。
難度は開成受験生ならBくらいになるでしょうか。開成対策として立体図形はみなきちんとやっているはずですので、全く手がないということはないでしょう。ただ、立体図形があまり得意でないという子には難しいです。全然できないレベルで終わる可能性もある問題ですね。今年の合否を分ける問題になると言えそうです。
総合評価
全体として、簡単すぎず、他方で超絶難問はなく、受験生の差が付きやすいちょうどいい難度の問題セットだと思います。
私の受験者平均点予想は、ずばり50点/85点です。合格者平均は60点/85点くらいですかね。だいたい息子の受験した2022年と同じくらいと読みました。まあ無責任な数字ですので、話半分でおねがいします。
これを前提にすれば、A問題を落とさずに、B問題を1~2ミスでしのげばC問題×でも合格者平均にいけます。
さてどこよりも早い開成算数難度評価でしたが、いかがでしたでしょうか。塾の講評が出てくるのが楽しみです。
しかし私も、2027年組の姪にはいずれ算数を教えなければならない可能性があるので、2年のブランクだなんだという甘えは言ってられません。また3年かけて息子をサポートしていた時の算数能力まで回復させていくつもりです。
そのリハビリもかねて、今年の主要校の入試問題は見ていきたいと思っています。とりあえず今後筑駒は見るつもりですが、姪のためには桜蔭・JGなどの女子校もみないといけないですね。
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