息子の中学生活は書かないつもりなのですが、今サピックスに通われている2023組以降の皆様の参考のために、サピに通うことに対するポジティブな話としてちょっとだけ今回は書こうと思います。
まず、サピックスではだれがどこの中学に合格したか、入学したかについては一切教えてくれません。これはセンシティブな個人情報ですので、当然のことです。
そして、サピックスは6年生1月最後の授業でもセレモニーはないですし、試験後にも公式にサピ生が集まるイベントのようなものはありません(コロナのせいもあるでしょうが)。
入試前に連絡先を交換していればいいですが、何かなければ試験前の段階で子供同士で連絡先を交換し合うということはあまりしないように思います。
そうすると、結局サピの授業を最後にもう会えないサピ友も結構いるのではないかと懸念していました。もちろん同じ学校に入学していればいいのですが、他の学校に進学した子とは、連絡先も交換できず、今後塾などで偶然会わない限り会えないのではないかと思っていたのです。
しかし現代の子は違いますね。
息子もそうですが、今の子のほとんどはスマホを持っていて、ラインの交換が頻繁に行われます。
まず自分の進学する中学では、当然ですがサピの友人に会うことができます。遅くとも入学式などで再会できるでしょう。
そうすると、サピ友のうち、同じ学校の子とは入学後すぐにラインで繋がります。サピ○○校出身グループラインがすぐできるのです。そしてまた、そのサピ友の中に、他の学校に入学した子のラインを知っている子がいることがあります(同じ小学校だったり、もともと知っていたり)。するとすぐにその他の学校のサピ友ともラインで繋がります。その他の学校にも、サピ○○校出身グループラインがあったりするので、一気につながるのです。
その結果、息子はサピの校舎の友達・知り合いほぼ全員とラインで繋がったそうです(スマホを持っていない子については電話番号)。もちろん入学した学校はそれぞれですが、幅広い横のネットワークができています。私の懸念は完全な杞憂に終わりました。
今はお互いの学校がどんな感じか、部活をどうした、塾はどうしてるとかをやりとりしているようです。他の学校の文化祭にみんなで行こうという話もあるそうで、とても楽しそうにしています。
何となく、サピックスは競争が激しく殺伐とした印象をもたれそうな気がしますが、そんなことはありません。切磋琢磨しあった良きライバルかつ良き友として、中学に入ってもその友情は続きそうです。サピでの友人たちは、息子にとってやはりかけがえのないものになっているようです。
今後は同じ学校内の友達もどんどん増えていくのでしょうが、サピ友はやはり長い期間をともに頑張ってきた仲間として、ずっと仲良くしていきたいという思いがあるようです。今後大学で一緒になったりすることもあるでしょうしね。
中高生時代は自ら積極的に動かない限り他の学校の友達は作りにくいものですが、サピ時代の横のつながりがあれば、多少なりとも視野が広がる部分があるかも知れませんね。
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中学受験総括⑥-6年開始から夏休み前まで(1週間スケジュール)
中学受験総括⑫-6年9月から12月(必須の模試と他塾模試の必要性)
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