静岡 浜松 駅近 ボディケアサロン Li・La・Mente~リラメンテ~ 熊谷亜紀子

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人間が本来持つ「自然治癒力」を引き出すお手伝い。デスクワークによる首こり・肩こり、五十肩、腰痛、目の疲れ、脚のむくみ、不眠、ストレスでお困りの方に。

Ⅳ言志耋録(全340条)80歳~82歳(1851~1853年)

(全1133条)一覧はこちら


『言志四録~はじめに~』


Ⅳ言志耋録(全340条)
佐藤一斎
80歳~82歳(1851~1853年)


◆◇◆今日のことば◆◇◆
【言志耋録 69条より】 天地間の活道理

『言志耋録』
【言志耋録】 はしがき
【言志耋録 1条より】 学は一、等に三
【言志耋録 2条より】 教に三あり
【言志耋録 3条より】 経書を読むは我が心を読むなり
【言志耋録 4条より】 漢唐の註と宋賢の註
【言志耋録 5条より】 宋学の宗
【言志耋録 6条より】 周程の書を環読
【言志耋録 7条より】 朱子礼讃 その一
【言志耋録 8条より】 朱子礼讃 その二
【言志耋録 9条より】 四書の編次に妙あり
【言志耋録 10条より】 天道と地道を合せて人をなす
【言志耋録 11条より】 無能の知と無知の能
【言志耋録 12条より】 知と能
【言志耋録 13条より】 古の学者と今の学者
【言志耋録 14条より】 学問を始める時の心得
【言志耋録 15条より】 有字の書から無字の書へ
【言志耋録 16条より】 源ある活水と源なき濁沼
【言志耋録 17条より】 学に志す者の心得
【言志耋録 18条より】 田の中の一粒も捨てるな
【言志耋録 19条より】 この学は自己のためにす
【言志耋録 20条より】 悔、激、懼などの一字訓
【言志耋録 21条より】 悔の字
【言志耋録 22条より】 立志の立の字
【言志耋録 23条より】 立志の工夫
【言志耋録 24条より】 私欲の制し難きは志の立たざるによる
【言志耋録 25条より】 持志の工夫は甚だ難し
【言志耋録 26条より】 修養上の四つの要点
【言志耋録 27条より】 志は大、工夫は小
【言志耋録 28条より】 学をなすの効
【言志耋録 29条より】 均しくこれ人
【言志耋録 30条より】 学による気質の変化
【言志耋録 31条より】 困心と煖衣飽食
【言志耋録 32条より】 得意と失意 その一
【言志耋録 33条より】 得意と失意 その二
【言志耋録 34条より】 楽にも苦にも真と仮がある
【言志耋録 35条より】 我輩の楽処と孔顔の楽処
【言志耋録 36条より】 学問をする二つの方法
【言志耋録 37条より】 学問をする心
【言志耋録 38条より】 欲―向上心
【言志耋録 39条より】 克己の工夫
【言志耋録 40条より】 真の己と仮の己
【言志耋録 41条より】 人欲の起こる時と消ゆる時
【言志耋録 42条より】 飲食欲
【言志耋録 43条より】 衣・食・住は欠くべからず
【言志耋録 44条より】 天地の気象
【言志耋録 45条より】 理・気の説について
【言志耋録 46条より】 一旦豁然
【言志耋録 47条より】 心を養うべし
【言志耋録 48条より】 喜怒哀楽二則 その一
【言志耋録 49条より】 喜怒哀楽二則 その二
【言志耋録 50条より】 霊光は真我
【言志耋録 51条より】 幼い時は本心なり
【言志耋録 52条より】 知行合一
【言志耋録 53条より】 心身合一
【言志耋録 54条より】 工夫と本体二則 その一
【言志耋録 55条より】 工夫と本体二則 その二
【言志耋録 56条より】 道心と人心
【言志耋録 57条より】 青天白日は我にあり
【言志耋録 58条より】 人の生くるや直し
【言志耋録 59条より】 事ある時と事なき時
【言志耋録 60条より】 気導いて体従う
【言志耋録 61条より】 よく身を養うもの
【言志耋録 62条より】 情の発するに緩急あり
【言志耋録 63条より】 忍と敏
【言志耋録 64条より】 人には「悪をかくし、善を揚ぐ」
【言志耋録 65条より】 聖賢の胸中
【言志耋録 66条より】 人心の霊
【言志耋録 67条より】 霊光の体に充つる
【言志耋録 68条より】 窮められない理はない
【言志耋録 69条より】 天地間の活道理

 
 いつも当店にご来店いただき、誠にありがとうございます。
 

※現在ご新規さまの受付は
 お休みさせていただいております。

 ご了承くださいませ。

 

浜松駅より徒歩10分
月に1度の全身おまかせサロン
リ・ラ・メンテ ~Li・La・Mente~


◇営業時間 10:00 ~ 最終受付13:00
◇不定休 完全予約制
◇電話番号 090-8951-5294
※施術中は電話に出ることができません。

◆施術の流れ
◆最新ご予約状況
◆サロンアクセス

 

【言志耋録 69条より】



能(よ)く変ず
故に変ずる無し

常に定まる
故に定まる無し

天地間
都(す)べて
是れ活道理なり

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地球は常に自転公転を続けて
よく変化している

故に我々はこの変化になれて
変化しているとも思わない

これとは反対に
月は遠い昔から我々を照らして
常に一定である

だから
殊更(ことさら)に
一定という必要もない

このように
天地間にあるものはすべて
斯(か)くの如くであり

これ即ち
天地の活きた道理である

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あなたは

変化の道理を

自らの目に見える視点だけでなく

全体の視点から理解しています

【言志耋録 68条より】



窮(きわ)む可からざるの
理(り)無く
応ず可からざるの変無し

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天地間には
さまざまの現象が現れるが

それらは
どのような道理に基づくか

その道理は

如何に困難なものであっても
究め尽せないというものはない


また、世の中のことは
千変万化するけれども

それらが
どのように変化しようとも
応じられないということはない

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あなたは

どのような変化にも

対応し究めていきます

【言志耋録 67条より】



霊光(れいこう)の体(たい)に充(み)つる時
細大の事物
遺落(いらく)無く
遅疑(ちぎ)無し

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(前条に述べたように)
終始誠意をもって
修養に力つとめていると

心に霊光を識得し

やがてその霊光が
体に満つるようになると

天地間の小さいことも大きいことも
遺(のこ)し落すことなく

また
遅れたり疑ったりすることなく
処理される

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霊光…良心の光 (50条参照)
細大…小さいことと大きいこと
遺落…とり残したり落したりすること
遅疑…ぐずぐずためらうこと 

 

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あなたは

今のあなたが誠心誠意

できることをやります

【言志耋録 66条より】



人心の霊なるは太陽の如く然り
但だ克伐怨欲、雲霧のごとく四塞すれば、
此の霊
烏(いず)くにか在る

故に誠意の工夫は、雲霧を掃(はら)いて
白日を仰ぐより先なるは莫し

凡そ学を為すの要は、
此れよりして基(もとい)を起す

故に曰く「誠は物の終始なり」と

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人の心の霊明な姿は
丁度太陽が照り輝いているのに似ている

ただ
克(人に勝つことを好む)
伐(自ら功をほこる)
怨(忿恨)
欲(貪欲)
の四悪徳が心中に起こると、

雲や霧が起こって四方をふさぎ
太陽が見えなくなるように、

この心霊が何処にあるか
わからなくなってしまう


だから誠意をもって向上に力つとめ、
この雲霧を払いのけて

照り輝く太陽、
即ち心の霊光を仰ぎ見ることが
何より先決である


凡(およ)そ学をなすの要点は、
これより基礎を築き上げることである


故に『中庸』にも
「一切は誠に始まり、誠に終わる。
 誠は一切の根元であり、
 誠がなければ、
 そこには何もありえない」
とある

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あなたは

心の太陽が見えるように
四悪徳を掃います
 

【言志耋録 65条より】

 

聖賢(せいけん)は
胸中(胸中)灑落(しゃらく)にして

一点の汚穢(おわい)を著(つ)けず

何の語か尤(もっと)も能(よ)く
之れを形容する

曰(いわ)く
「江漢以て
 之れを濯(あら)い
 
 秋陽(しゅうよう)以て
 之れを曝(さら)す
 
 皜皜乎(こうこうこ)として
 尚(くわ)う可からざるのみ」


此の語
之れに近し

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聖人や賢人の
胸中はさっぱりとしていて
一点の汚れもない

何ん
という言葉が
最もよくこれをいい表わしているだろうか


それは
『孟子』
滕文公上篇にある曾子が
孔子の高潔な人格を称讃した言葉に

「揚子江や漢水の清らかな水で洗って

 秋の日にさらした布のように

 皜皜乎として潔白なことは

 何物もこれにまさることが出来ない」

とあるが

この言葉が
聖賢の胸中を表わすに近いと思う

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あなたは

清らかな水で洗い
日にさらしたように

胸中をさっぱりと
させることができます
 

【言志耋録 64条より】

 

「悪を隠し善を揚ぐ」

人に於ては
此くの如くせよ
諸れを己れに用いること勿れ


「善に遷(うつ)り過を改む」

己れに於ては
此くの如くせよ

必ずしも諸れを人に責めざれ

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他人に対しては
「その人の悪を隠し、善を揚げる」
ことがいちばんよいが

これを自分に適用してはいけない


自分に対しては
「善に移り、過を改む」
ようでなければならないが

これをもって
他人を責めることは間違っている

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あなたは

自分の間違いは
すぐに正し
善の行動をとることができ

他人を見つめるときには
良い部分をみることが
できます

【言志耋録 63条より】

 

「忿(ふん)を懲(こら)し慾を窒(ちつ)ぐ」
(※前62条)

には
一の忍字を重んず

「善に遷(うつ)り過を改む」には
一の敏字を重んず

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『易経』にいう

「忿(いか)りを懲(こら)し
 欲を窒ふさぐ」

のに重要なのは
じっと我慢する「忍」の字である


また『易経』にいう

「善に移り、過を改むる」

のに重要なことは
すばやくやる「敏」の字である

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あなたは

善と感じれば
すぐに行動し

過ちと気づけば
すぐに正す

ことができます

【言志耋録 62条より】

 

情の発するには緩急有りて
忿慾(ふんよく)を尤(もっと)も急と為す

忿(ふん)は
猶お火のごとし

懲(こら)さざれば
将(まさ)に自ら焚(や)けんとす

慾(よく)は
猶お水のごとし

窒(ふさ)がざれば
将に自ら溺(おぼ)れんとす。

損の卦(け)の工夫
緊要(きんよう)なること
此(ここ)に在り

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人が感情を発動する場合を考えると
緩やかなものと
急なものとがある

そのうちで
最も急なものは
怒りと情欲である

怒りは火のようなもので
これを打消さないと
自分自身を焼いてしまう

また、情欲は
洪水のようなもので
これをふさがないと
自分が溺れてしまう

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『易経』損卦の象伝に

「山下に沢あるは損なり
 君子もって忿を懲し
 欲を窒ふさぐ」

とあるが

この工夫は
まさにここに
緊急な点があるのである

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あなたは

怒りに焼かれず
情欲に溺れず

自分の感情を
みつめることができます